大学生になると、授業の受け方や生活が大きく変わります。
そこで多くの大学生を支えてくれるのが「大学生協」。今回は現役大学生と大学生協の職員さんにお話を聞き、大学生は高校生とどう違うのか、大学生協がどうサポートしてくれるのかをまとめました。さっそく大学生活をのぞいてみましょう!
答えてくれたのは
前期教養学部文科三類2年生/
吉野 佑海さん
東京大学生協/
佐々木 暁子さん
教科書、紙のノートとシャープペンを使って受ける
教科書を使う授業が少なく、ほとんどの場合資料がpdfで配布されます。授業にはパソコンとiPadを両方持っていき、パソコンで資料を参照しながらiPadでpdf資料に直接書き込んでノートをとります。紙のノートと最低限の筆記用具は持ち歩いていますが、使わない日も多いですね。
東大生協では4年間の保証つきのパソコンやiPadをおすすめしており、新入生向けの講習会も行っています。すでにスマホやiPadを使いこなしていても、それでノートを取るとなると難しいことも。講習会では、先輩学生から直接、実際に使うツールの使用方法などが学べます。
宿題は問題集を解くこと、成績はテストが重視されることが多い
授業の感想を書く「リアクションペーパー」や、扱ったテーマを自分で考察するレポート課題がよく出ます。毎回学生が順番にプレゼンする授業では、自分の番の時のプレゼン準備が宿題ということがありました。テストでは「〇〇について論ぜよ」など、高校までの試験より抽象的なことを問われることが多い気がします。
書籍部では、普通の本屋さんよりかなり多くの専門書を揃えているので、興味を持った分野の本をいつでも購入いただけます。また、その時期に話題のニュースを扱うフェアも開催しているので、レポートを書くときの助けにしてもらえたらと思います。
平日は8時〜15時くらいまで授業、放課後は部活や塾。土日も授業や部活
自分で履修する授業を選べるので、スケジュールは人によって大きく異なります。たとえば私は「午前中は教習所に行って、4限(15時ごろ)から授業」「授業は2限だけで午後は自由」という日がありました。運転免許は生協で申し込んで取得しました。今はたまに近所で運転する程度ですが、遠出で旅行もしたいです。
大学生は休みが長いので、9月の旅行の商品などを安く紹介していて、サークルやクラスでの旅行の予約によく利用されています。運転免許も、生協から申し込むと少しお得になったり、教習が予約しやすくなったりする特典がつくのでおすすめですよ。
お弁当を持参するか、あらかじめ買ったおにぎりやパンを食べる
お昼は学食に行くか生協ショップで買うことが多いです。空きコマで時間があるときは、渋谷や下北沢が徒歩圏内なので、友達と歩いて食べに行くこともあります。学食では、学食か生協ショップの食べ物にしか使えない「学食マネー」という電子マネーを利用していて、200円で1ポイントが貯まるのでおすすめです。
購買ではパンやおにぎりはもちろん、学食で作った温かいお弁当も販売しています。学食マネーはチャージ機やクレジットカードでチャージでき、何に使ったかも確認できるため、親御さんも安心して食費のサポートをしていただけます。
「東大生協受験生・新入生応援サイト」をのぞいてみよう!
合格サプリ編集部 太田 あかり
みなさんこんにちは。今回記事を執筆いたしました、早稲田大学大学院修士1年の太田と申します。
今回は「大学生協のサポートで安心! 大学生になると、生活はこんなに変わる」と題して、授業やスケジュール、お昼ご飯の違いについて記事を書かせていただきました。
大学生になると、本当に生活が変わります。記事で取り上げた中でも、特に私が一番変化を感じるのは、1週間のスケジュールです。高校生までは毎日決まった時間に登校し大体同じ時間に家に帰っていましたが、大学生になってからは毎日いろいろな予定が入り、毎日違うスケジュールで生活しています。
このような生活では、高校生活で培った自己管理能力がとても役立ちます。計画を立ててテスト勉強をする、スキマ時間を見つけて勉強するなどは、大学生になっても役立つ習慣になりますよ!
末筆ではございますが、この場をお借りして今回インタビュー対談をお受けいただいた東大生協の佐々木さんと吉野さんに感謝申し上げます。
最後に、私たちが発行するフリーペーパー「合格サプリ」では、受験に関する役立つ情報を提供しています。また、webでも様々な情報を発信しておりますので、ぜひチェックしてみてください!
合格サプリWEB版 http://goukaku-suppli.com/