矢間:続いて、生協職員や専務理事とのかかわりに関して教えて下さい。専務や職員との関わりの中で、嬉しかったことなどもあれば教えてほしいと思っています。学生委員とどう関わればよいのか悩んでいる専務もいるので、教えて頂ければと思います。
加藤:茨城大学生協は職員と学生委員の仲が本当にいいです。セミナーに行って他の大学の学生に聞かれて、自分の大学生協の職員との関わりを話すとびっくりされることもあるくらいです(笑) その要因の一つである、専務と学生委員会室の距離が近いことは本当によかったと思います。学生委員会室と専務のデスクがつながっているような環境で活動しているので、学生委員会室での無駄話が専務にも伝わっていることもあるくらいです(笑) 企画などで困った時に、「専務に相談したいね」ってなって相談しに行くと、すぐに相談することができる環境でした。専務との関わりで嬉しかったエピソードとして、執行代の時に、食堂の店長が専務になったのですが、その時に専務から、「みんなの方が、学生のこととか、GIのことは知っているから、教えて。」と言ってもらったことです。その言葉を聞いて、学生委員会が頼りにされていると感じてとても嬉しかったです。専務は30年も茨城大学生協にいるので、専務の方が詳しいと思いますが、少しでもそういう部分で専務や職員にも協力できることを伝えてもらったときには、もっと関わりたいと思えました。部会などの場面で職員と関わることは少なかったので、部会以外の小さな場でも職員さんの方からのコミュニケーションを取ろうとしてくれる姿勢は、やりやすかったと思っています。
矢間:本当に「距離が近いんだな」って思いました。専務の机と学生委員会室が横にあるというのは、立地条件もすごい(笑) お互いに人となりが分かるというか、ちょっとしたことで相談しよう・話をしようという関係を作れているのはすごいと感じました。永見さんはどういう関係づくりを行っていましたか?

永見:セミナーに行くときに、「今回こういうことを持ち帰ってこれたらいいよね」と専務とも話していたのですが、渉外担当の時よりも新入生交流会担当の時に、専務との距離が身近だと感じました。SNS等で食堂のおすすめのメニューを伝えるときや学パスを伝える時に、食堂の職員の方に協力してもらって食レポをしたり、発信の方法まで一緒に考えることが出来ました。通常よりも密接な関係を作ることができたと思います。あと嬉しかったことは、やはり頼られたこと。何をどうやって新入生に伝えるかという情報発信に関して、職員と一緒に考える時に、SNSなどについて詳しいなどの学生の強みがある一方で、これまでの活動の蓄積を知っている職員の強みもあると思います。その中で、お互いに強みを発揮しあうことができたのは嬉しかったです。また、新入生交流会に限った話ではないのですが、専務に「こういうことをやりたいんです」と相談した時にも、「信頼してるから好きにしていいよ」と言われたときは、めちゃくちゃ嬉しかったです。そういう環境だからこそ、茨城大学生協のGIは、みんなが好きなこと発信できる環境をつくれているのだと思います。
矢間:ぜひ、茨城大学生協の小山専務にも伝わってほしいメッセージですね(笑) やはり、学生委員会が頑張りたいと言っていることを後押ししてくれる専務は嬉しいと改めて思いますが、その上、「信頼しているよ」って伝えることができている専務は本当に素敵ですね。
矢間:思い付きの質問で申し訳ないのですが、執行代を終えてやりがいだったと感じることがあれば教えてほしいです。こういう時代でもGIに新入生が入ってきてくれていることは、GIの強みだと感じています。その背景には、先輩の学生委員がイキイキしているとか、そういう先輩が輝いている姿があるからだと思います。二人のやりがいや学生委員会活動を通じての成長は何か、とても気になりました。

推薦生交流会の様子(集合写真)
加藤:やりがいかどうかは怪しいのですが、GIに入ったきっかけは、本当に先輩が素晴らしい姿を見せてくれたからです。
推薦で入学したため、推薦生交流会の時からGIと接しているのですが、初めて接した大学生がGIの先輩でした。本当に楽しそうな先輩たちや楽しい雰囲気を見て憧れてGIに入ったのですが、そのようなGIの活動を通じて、人と関わる力がついたと感じています。連帯の場などでも、他の大学の職員の方や学生委員の仲間と話す場面も多いです。そういう時に自分から様々なモノを発信して、茨大生協GIの強みを発信することも多かったです。逆に教えてもらうこともあったのですが、そういう交流がとても思い出深いです。また、連帯の場で学んだことを共有会で発表する時も、自分の伝えたいことを自分の言葉で伝えられたのはいい機会でした。人前で話すことが苦手なタイプだったのですが、このようなGIでの経験を通じて、今では気を負うこともなく、人の前で話すこともできるようになりました。GIでの成長は自分にとって、とても大きなことでした。
矢間:やっぱり学生委員は最初に出会う先輩になれるのはそうだし、そこでキラキラしている先輩は、改めていいなって思いました。永見さんはいかがでしょうか。
永見:私もGIに入った背景が、推薦生交流会でGLをやっていた先輩がかっこよかったことがきっかけで、学生委員会へ対して興味を持ちました。私もそっち側に立ってみたい、企画側で頑張ってみたいと思ったのがきっかけでした。でも実際に入ってみると、交流会のGL以外にもいろんなことをできる環境があって、やりたいことを全力で出来るし、自分のやりたいことをみんなも協力してくれる、支えてくれるところがGIのいいところだと思っています。新入生交流会で企画力がついたのもそうですし、渉外担当として、連帯の場の魅力をみんなへ伝えるためにどうしたらいいか試行錯誤して、提起する力やみんなの前で話す力は、GI以外の場面でも生かせる力でした。GI活動を通じて、全体的に成長することができたと感じています。
矢間:自分自身が新入生の時に受けた先輩のキラキラした様子を、新入生へも伝えられる経験はGIならではだと思います。学生委員以外にもぜひ知ってほしいお言葉でした(笑)
田中:私が、富山大学で生協学生委員会として活動していたり、今このような形で全国学生委員として活動しているのはなぜかという自分の活動の原点を、改めて思い出させてくれるようなインタビューでした。とても素敵でした。これからも茨城大学生協のGIで二人の経験談を伝える機会はあると思います。どんどん後輩へも伝えていってほしいと思いました!ありがとうございます。
矢間:執行代としては引退だと思うのですが、学生委員としての活動は引き続き頑張ってほしいと思います!最後に、特に全国の学生委員の人へ、前向きに頑張れるようなメッセージをお願いします。

永見:コロナがあったからというのは違うかもしれませんが、「考え続けることはやめないで」ということを伝えたいと思います。10人いれば文殊の知恵ではないですが、GIが集まれば何でもできるっていうことをコロナの状況下で感じました。可能性は無限大だと思っていて、自大学で人数が少ないからどうしようもないよって思うのではなく、他大学の人にも助けてもらえるのがGIの強みです。今だからこそ、全国の学生委員が一丸となって協力すべきだと思います。物理的な距離を乗り越えてガチさん(=矢間)やたなそうさん(=田中)と一緒に話せるのは、withコロナの生活様式の中でオンラインが普及しているからこそできることだと思うので、その距離を乗り越えて、この状況を逆に楽しんでもらえたらと思います。どんな形であれ、いま頑張った証は、いま活きなくても、後々活きてくると思いますし、きっと自分の成長の機会にもつながります。活動が制限されて悔しいと思っているだけではもったいない!ということはみんなにも伝えたいです。楽しんだもの勝ちだと思うので、頑張ってほしいと思います。

加藤:言いたいこと全部、ながみん(=永見さん)へ持ってかれてしまったんですけど(笑) 自分も伝えたいことは「今こそチャンスだ」と思うことです。大学の講義もオンラインになっちゃって、大学生協の強みの組合員活動ができなくなってしまう。どこの学生委員会も、すごく苦しんでいると思います。先日も、北甲エリアのSNS企画に参加して話を聞いていると、あまり活動ができていない大学生協も多かったです。茨城大学生協GIの新しい委員長も、「最近どう?」って話をしてみたが、「何をやっていいかわからないです」という返答が…。部会も成り立たないという相談をされました。やっぱり永見さんが言っていた「考えることをやめない」ということが大切だと思います。今だからこそできるものが絶対あると思いますし、今後このようなひどい状況はないと思うので、いま形にすれば、いま活動を確立させてしまえば、学生委員会活動の可能性を広げることができると思います。そうすれば、対面での講義から復活した時にも、対面とオンラインとの併用で出来ることも広がると思います。茨城大学は水戸・日立・阿見の3キャンパスあり、1時間くらいキャンパスも離れていることもあって、キャンパス間で協力し合うことも難しいですが、今後一緒に活動する際の相談会をオンラインにすることで、物理的距離を埋めて活動することができると思います。1つのキャンパスに集まる労力を考えても、オンラインと対面の融合を視野に入れて活動できると可能性が広がると思いました。今の可能性を見つけて、新しいオンラインでの活動スタイルを形にしていってほしいと思います。
矢間:ありがとうございます。一つ一つの取り組みの目的が何かしっかりとらえて、何をしていくか考え続けることが大切だと思いました。