ピース 又吉直樹氏と語る「本」の素晴らしさとは・・・

参加学生 

山 隼人くん
(東京農工大学 2年生)

丸茂 智晴くん
(早稲田大学 2年生)

佐藤 亮太くん
(東京学芸大 2年生)

君島 佳穂さん
(慶應義塾大学 1年生)


司会進行
全国大学生協連 
三浦執行役員

三浦:今、全国には220の大学に大学生協があり、150万人の組合員、大学生と教職員が組合員となります。私たちが行っている事業は、学生の食事、コンビニでは文具や食品、パソコンなどを取り扱っています。そのほかに大きな事業としては書籍、本の事業を扱っています。 今回、この座談会を企画させていただきました理由として、私ども毎年行っています「学生生活実態調査」で、4割の大学生の読書時間がゼロという結果が出ているのですね。

又吉氏:多いですね。

三浦:それで、又吉さんが大変な読書家だと聞いており、ぜひ若い世代に読書啓発の意味で、座談会を企画させていただきました。どうぞよろしくお願いします。

又吉氏:お願いします。

三浦:では、簡単に自己紹介してもらえますか。

:東京農工大学 農学部の2年、山隼人といいます。読書サークル委員会をやっていて、そこでは大学生協で売っている本を自分たちで考えたり、書評誌で本の紹介文などを自分たちで書いて、無料配布活動を行っています。

佐藤:東京学芸大学教育学部2年生の佐藤亮太と申します。読書マラソン推進委員会というものがあり、そこに所属しています。そもそも読書マラソンというのは、大学生活4年間の中で100冊本を読もうという運動で、1冊読むごとに本の感想などを書いて記録していくものなのですが、それを推進する委員会に所属しています。あとは、農工大の学生と一緒で書評誌を出したり、一緒の(※1)リーダーズネットワークの団体に入って、ほかの大学とも交流をして、読書というキーワードの中で交流ができたらいいなと思ってやっています。よろしくお願いします。

丸茂:(※2)出版甲子園という、全国の学生を対象に「こんな本を書きたい」という本の企画を募集して、それを実際の出版社さんから出版する、商業出版とつないでいく活動をしています。私は早稲田大学2年の丸茂と申します。出版甲子園というのは、学生による出版推進委員会、出版すると同時に読書推進とかも考えていて、審査で出た企画者さんが最終的には出版社の編集者さんの目の前でコンペティションを行うというものです。

君島:同じく出版甲子園に所属している、慶應義塾大学1年の君島佳穂です。よろしくお願いします。

※1 リーダーズネットワーク  大学内で読書マラソンや書評誌活動、書籍フェアなどの活動をしている読書サークル団体の連絡会です。現在関東地区の8大学の学生たちが集い、活動の情報 交流やビブリオバトル、読書会、出版社見学会などを企画して大学生の読書活動を応援しています。毎年12月には作家をお招きした、学生たちによる読書のお祭り「リーダーズフェスタ」を開催。イベント等をきっかけとして、それまで読書サークルのなかった大学に新規団体が生まれるなど、学生による読書推進活動は現在も広がりを見せています。

※2 出版甲子園  学生による学生のための出版コンペティション。その運営を行う実行委員会には早稲田・慶應・東大・明治など様々な大学の学生が所属し、全国の学生を対象に「こんな本を書きたい」という出版企画を募集し、その企画を商業出版へとつなげようと活動している。2005年に団体が設立されてより、学習参考書・就活本・サブカルエッセイなど22冊の本が出版甲子園を通して出版された。実行委員に加え、プロの編集者による審査を経て絞られた企画者が有名編集者・書店員、そして観客を前にプレゼンテーションを行う出版甲子園決勝大会を毎年開催しているほか、大学生の読書推進を目標に、大学生協でのフェア活動や出版イベントの企画を行っている。10周年を迎える今年度の第10回出版甲子園決勝大会は11月30日に国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催予定。

 


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