2020年5月16日(土)に行われた全国大学生協連第3回全国理事会で、新型コロナウイルス感染症を受けて大学生協として取り組むスタンス・姿勢を示した「全国大学生協連理事会アピール学生の暮らしと学びの継続を、組合員同士の協同と大学との協力で実現します!」について紹介します。
大学生協連実施のアンケート
(37,000件以上の声)
「研究がしたい」「新しいことを学びたい」「新しい友達が欲しい」「自分の夢を実現したい」
こうした願いをもって、大学生はキャンパスライフを過ごしています。しかし、今の状況ではそうした願いを実現できない状況になってきています。大学生全員がこの願いを諦めるのではなく、この状況の中で少しでも願いをみんなで実現していくために、お互いにつながることが大事になります。大学生協は「よりよき生活と平和」を実現するために、組合員同士のコミュニティづくりに取り組んできました。そして「学園に広く深く根ざした生協」として大学と協力することで、学生・教職員のコミュニティを豊かにしていく存在として、様々な危機を乗り越えてきました。組合員同士がつながることで豊かな生活を実現する組織として、大学とともにこの危機を乗り越えていきたいと考えています。
大学生協の4つの使命
学生・教職員どうしによる協同を通じて、学生の暮らしと学びを守ります!
人と人との物理的距離が求められる状況で、人と人との「協同」を通じた生活向上への意識が希薄になっています。今の状況下で、組合員同士がつながり、声を発し、互いに今できることを持ち寄る「協同体験」を生み出すことで、この危機を乗り越えていきたいと考えています。
宇都宮大学生協では、3月中旬に対面での新入生交流会の開催ができないと判断した上で、新入生同士の交流の場としてWeb(Zoom)を活用した新入生交流会に切り替えて開催しました。直接会えない中で、新入生同士や新入生と先輩がつながり、相談し合えるコミュニティを作ることができました。
大学と協力しながら、組合員のキャンパスライフの継続と大学の発展を目指します!
大学を含めた社会全体にとって未曾有の危機に直面しています。大学と生協が協力することで、私たちの生活・学びの場であるコミュニティの向上をともに目指していきます。大学と生協がともに、学生・教職員の「学びたい」「つながりたい」という願いを実現していこうと考えています。
新型コロナウイルスの影響で生協食堂の休業も求められる中で、下宿生の割合が高い北見工大の学生の食生活維持のためには食堂の営業が必要であることを大学に伝えました。その結果、感染防止対策を十分にした上で、食堂営業の継続につながりました。
組合員の声と参加、そして対話で、一緒に解決策を見つけます!
大学生協の取り組みはすべて、組合員の声と参加がスタートです。まずは組合員が今の困りごと・願いを声にして、対話を生み出すことで解決策を模索できる環境を生み出します。また生まれた解決策を実現するため、大学生協をフィールドとしてできることを挑戦したいと考えています。
名古屋大学生協では、直接総代同士が会えない中で、Zoom を活用した総代ミーティングを開催しました。総代が活動できる場を作り、総代の意見を生協に反映することを目標として実施しました。総代が組合員の代表としての声や生活実感を伝え、大学生協としてできることを一緒に議論する場となりました。
「未来は我等のものなり」
私たちの未来は遠くとも必然であると信じ、この危機を乗り越えていきます
大学生協は、キャンパス構成員である組合員が大学とともに豊かなキャンパスライフを実現する存在です。キャンパス内での活動が制限され授業の形式も大きく変わる中で、大学生協の食堂事業や教科書事業をはじめとした供給活動にも大きな影響がでています。しかしそのような中でも、私たちは人と人とがつながり願いを実現していく組織として、大学とともにこの危機を乗り越えていこうと考えています。
大学生協は、大学とともに豊かなキャンパスライフを実現する存在です。キャンパス内での活動が制限され授業の形式も大きく変わる中で、大学生協の食堂事業や教科書事業をはじめとした供給活動にも大きな影響が出ています。しかしそのような中でも、私たちは人と人とがつながり願いを実現していく組織として、大学とともにこの危機を乗り越えていこうと考えています。
「未来は我等のものなり」
私たちの未来は遠くとも必然であると信じ、
危機を乗り越えていきます。
2020年5月16日(土)に行われた全国大学生協連第3回全国理事会で、新型コロナウイルス感染症を受けて大学生協として取り組むスタンス・姿勢を示した「全国大学生協連理事会アピール学生の暮らしと学びの継続を、組合員同士の協同と大学との協力で実現します!」について紹介します。