「イッキ飲みは死を招く」注意喚起 座談会

未成年飲酒が問題として取り沙汰されていますが、この件についてどのようにお考えでしょうか。

座談会

藤田:
未成年から飲んでしまうと、自分の体に悪影響があるということを第一に考えてほしいです。自分の体は自分で守るしかないので。人に飲まされて自分の体を悪くしてしまったら元も子もないですよ。自分の将来を台無しにしてしまわないように正しい知識を持ちましょう。まずは自分自身を大切にしてほしいです。

石塚:
世間で起こっている事故に関心を持つことは大事ですよね。

山本:
最近も、ある大学で未成年者に飲ませたという事件がありましたが、社会の関心が凄く高くなっているなと。この流れのまま未成年者の飲酒が減っていくといいなと思います。昔に比べて減ってはいるのですけどね。未だに未成年者の飲酒経験者は10%くらいはいます。

座談会

藤田:
大学で飲まされるということもあるんですけど、一番多いのは、冠婚葬祭や家族と一緒の時のようです。親戚のおじさんとかが、もうすぐ20歳だろうとか言いながら飲ませてしまう。未成年の皆さん自身の認識も必要ですが、成人の私達の認識も大切で、絶対飲ませないということを徹底しないといけないなと思います。双方の責任ですね。

石塚:
親が大丈夫と言って飲ませると、子供も信用して飲んでしまうということもあると思います。

山本:
大学って未成年と成人が混在しているのですごく難しいなと思います。例えばサークルの飲み会とかで、未成年者はバッジをつけるとか、そういう工夫や取り組みはあるのですか?

石塚:
丁度、大学生協の方でもそういった取り組みを全国的に広めて行きたいということで、未成年やお酒が飲めない人が意思を表示するバッジとかシールを新学期時期や12月の忘年会時期とかに配ろうという取り組みを広げていこうとしているところです。
大学が敏感になっているところもあるので、そういう取り組みを欲している部分もあるのかなあという感じですよね。

藤田:
みんなちゃんとやりますかね、そういうバッジを配ったら。

石塚:
バッジかわいいって言ってつける女の子も聞いたことはあります。一応元々のデザインの原案を、ある大学から取り寄せているところです。

山本:
お店の人もこの人には提供しちゃいけないんだって分かりますし、いいですね。

藤田:
逆に学生さん側から見て、どんなものがあったらいいと思います?どんなことをアピールしてほしいとか何か要望ありますか?

座談会

本多:
お酒はなんのために飲むかというのが関連するんですけども、何もイッキ飲みしてばか騒ぎがしてほしくてビール作ってるわけではないじゃないですか、商品にどんな想いを込めているのかとか、飲み物を進化させ、日常を変えるみたいなことが書いてあったかと思うんですけども、これを通してもっとみんなにこういう気分になってほしいんだとかこういう気持ちになってほしいんだというのを知らせてもらえたらいいのかなと思いました。

石塚:
CMとかでも、美味しさはすごく伝わってくるんです。ゴクゴク飲んでああ美味しいぜ!みたいなかんじじゃないですか。どういうふうに飲んで欲しいというのが伝わってこないなというのはありますよね。
やっぱり売るためのコマーシャルなので、それはたしかにそうかなと思うんですけども。やっぱりアルコールに関する事故が起きないためにも、どんな想いでお酒を作っているのかという部分を伝えていければいいのかなと思いました。

藤田:
すばらしいですね。そういうご意見を頂けるのはとても嬉しいです。
私たちも商品を通じてお客様に心豊かになっていただきたいというメッセージを伝えていきたいと思います。

社会に出たら、まだまだ飲まされる「風潮」はあると感じていますが、飲めない大学生は大変かと思います。人間関係を壊さずうまく関わりを持ちながら、「断る方法」などを教えて下さい。