座・対談「インタビュアーによる関連書籍紹介」

  • 翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK』
    金原瑞人・三辺律子=編

    CCC メディアハウス/本体1,500円+税
    翻訳者自身が本紹介をする海外文学ブックガイド。翻訳者の皆さんの熱がこもっているので読み物としても最高に面白い。一冊あると読書の幅が広がる。本好きの人にプレゼントしたい。
     
  • ※書影は単行本

    『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』
    金原瑞人

    ポプラ文庫/本体540円+税
    大学卒業後カレー屋になるはずだったのに、教授に進学を勧められて…。翻訳家としての黎明期の逸話や、翻訳における悩み、業界事情など、金原先生の思い出や考えがつまった一冊。
  • 『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』
    J.D.サリンジャー<金原瑞人=訳>

    新潮モダン・クラシックス/本体1,500円+税
    『ライ麦畑でつかまえて』『フラニー&ズーイー』の登場人物にまた会える。悩む若者に優しさを注ぐサリンジャーワールドに浸れます。とにかく金原先生の翻訳がぴったり。
  • 『さよならを待つふたりのために』
    ジョン・グリーン<金原瑞人・竹内茜=訳>

    岩波書店/本体1,800円+税
    不幸な星の下に生まれたティーンエイジャーたちの、笑って泣ける傑作YA。難解なメタファーから若者のスマホでのやりとりまで、日本語で楽しめるのが嬉しい。映画もおすすめ。
     
 

『BOOKMARK』からの関連書籍

 
  • 『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 全11巻』
    リック・リオーダン<金原瑞人=訳>

    静山社ペガサス文庫/本体620~740円+税
    少年パーシー、なんと人間と神のハーフであることが判明。ギリシア神話の神とのハーフの子どもたちの行くハーフ訓練所に入るが、行く先々で試練が待っている。ハリポタ級、絶品ファンタジー。
     
  • 『月と六ペンス』
    サマセット・モーム<金原瑞人=訳>

    新潮文庫/本体630円+税
    普通の英国紳士が家族を捨てて家出した理由は、画家になるためだった!? モデルはあのゴーギャン。登場人物・設定・やりとり、全てが秀逸。面白かったと絶対誰かに教えたくなる小説。
  • 『猫とともに去りぬ』
    ジャンニ・ロダーリ<関口英子=訳>

    光文社古典新訳文庫/本体780円+税
    岸本佐知子が星新一のイタリア生まれの孫ならきっとこんなお話を書く。ちょっと変でとても愉快でほんの少しスパイシー。くすくす笑いが止まらないファンタジー短編集。
     
  • 『エレナーとパーク』
    レインボー・ローウェル<三辺律子=訳>

    辰巳出版/本体1,900円+税
    大柄で赤毛の転校生の女の子と、韓国系アメコミ大好き少年が、スクールバスで恋に落ちる。ありきたりのラブストーリーではない、ほろ苦くてリアルな青春を描いた作品。
     
  • 『ハンガー・ゲーム 上・下』
    スーザン・コリンズ<河井直子=訳>

    MF文庫ダ・ヴィンチ/本体(各)590円+税
    近未来の独裁国家で、娯楽のために各地区から毎年子どもが捧げられ、殺し合うゲームが行われる。主人公は妹の代わりに出場する16歳の少女。激しい頭脳戦とアクションにどきどき。
P r o f i l e

金原 瑞人(かねはら・みずひと)
1954年岡山市生まれ。翻訳家、法政大学教授。
児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど訳書は550点以上。代表的翻訳作品に、『不思議を売る男』『青空のむこう』『さよならを待つふたりのために』『国のない男』『月と六ペンス』『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてるハプアース16、1924年』など。エッセイ集に、『サリンジャーにマティーニを教わった』。日本の古典の翻案に、『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』など。最新刊は『翻訳者による海外文学ガイド BOOKMARK』(共同編集、CCCメディアハウス)。

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