わたしのチャレンジ本
〜読者アンケートから〜

特集「大学生協の読書マラソン」記事一覧


まだ読んでいないけどこれから挑戦したい本、今挑戦している本を、読者から教えてもらいました。

 

春休みは時間があるので、古典文学に挑戦したいです。といっても現代語訳で、角田光代さん訳の『源氏物語』(池澤夏樹=個人編集 日本文学全集、河出書房新社)をじっくり読みたいなと思っています。歴史物が昔から好きなのですが、最近は小説ばかり読んでいたので久しぶりに分厚い本を手にしたいなと思います。

弘前大学1年/Izumi


去年買ってから本棚に飾ってあるだけの『一九八四年』(ジョージ・オーウェル〈高橋和久=訳〉/ハヤカワepi文庫)に挑戦したいです。タイトルの響きや、表紙の重厚な雰囲気に圧倒されてしまいますが、それに打ち勝ちたいです。

富山大学2年/すあま大学生


ニーチェの『ツァラトゥストラ』はいつか読みたいと思っています。その前にたくさん哲学書を読んで読書力を上げたいです。

東京経済大学4年/うみのひつじ


カフカの『変身』(角川文庫ほか)をいつか読んでみたい。今まで何度も手を伸ばせば読むことができる機会が巡ってきたが、その度に難しいのではないかと逡巡してしまい、好機を取り逃してしまった。今年はぜひそのチャンスを逃さないようにしたい。

横浜国立大学3年/CITY


守り人シリーズ』(上橋菜穂子/偕成社)。シリーズ物をなかなか最終巻まで読破できないんです。一巻がすごく面白かったのに、なぜか二巻に手を伸ばす気になれない。けど『守り人』は今三巻まで読みました。一巻が面白かったんだから最後まで読みきらなきゃ損だよな〜と感じています。

名古屋大学3年/シエル


寝ながら学べる構造主義』(内田樹/文春新書)や『これからの「正義」の話をしよう』(マイケル・サンデル〈鬼澤忍=訳〉ハヤカワ・ノンフィクション文庫)など、新書や専門書に挑戦してみたいです。

高知大学3年/いちご


罪と罰』(ドストエフスキー〈工藤精一郎=訳〉/新潮文庫)。とても難しいと友達に言われて以来、読み始める勇気が出ずに読めていない一冊です。読んで分からないことが嫌で不安を感じているのだと思います。でも、今分からなくても将来には理解できて、意味が掴めなかった頃の私を懐かしく思うかもしれません。それはそれで感じてみたい感覚なので、とりあえず早めにこの本に挑戦してみようと思っています。

信州大学1年/はるぴょん


ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(集英社ほか)。1日の意識の変遷を丁寧に描写した超長編小説。大学を卒業したら、こんなに長い小説は定年退職するまで読めなさそうだ。大学時代に読破したい。

東京経済大学2年/内田充俊


数学的経験』(P.J.デービス、R.ヘルシュ〈柴垣和三雄=訳〉/森北出版)。以前どこかで森博嗣さんが紹介していて、ずっと読みたいなぁと思いながらも読めていない本です。文学感覚で読めて、理系よりもむしろ数学に苦手意識を持っていた文系の方におすすめしたい本とのことで、気軽に図書館に見に行ったら予想よりも重量のある単行本でした。時間のある時にじっくり読みたいなと思ってます。

京都工芸繊維大学大学院M2/やもり

 
※斜体の投稿者名はペンネームです。


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