座・対談
「インタビュアーによる 小川 哲さん著書紹介」

 

  • 小川哲
    『君が手にするはずだった黄金について』
    新潮社/定価1,760円(税込)購入はこちら >著者自身に限りなく近い「僕」と様々な人々との出会い。読み進めるうちに著者が「小説を書く」理由がみえてくる。自分の思い通りにいかない人生を生きる人たちが、小説の世界に希望を抱くきっかけになる一冊。(手賀)
     
     
  • 小川哲
    『君のクイズ』
    朝日新聞出版/定価1,540円(税込)購入はこちら >早押しクイズ番組の決勝で、対戦相手が、まだ一文字も読まれていない問題に正答した。この「クイズ」に挑む三島は、過去のクイズ問題や自分の人生経験から対戦相手の素顔を探る。彼は答えに辿り着くことができるか。(手賀) 
     
  • 小川哲
    『嘘と正典』
    ハヤカワ文庫/定価924円(税込)購入はこちら >表題作を含む6編の短編集。先が気になりぐいぐいと読める。時間の軸を過去に移動すること――「魔術師」のマジックや「時の扉」、あるいは家族の歴史を辿ること―― は、どうしてこんなにも人の心を惹きつけるのだろう。(齊藤)
     
     
 
  • 小川哲
    『地図と拳』
    集英社/定価2,420円(税込)購入はこちら >およそ50年にわたり、満洲という地を舞台に交差する人々の生を描いた壮大な作品。軍人、学者、中国人、神父……。地図に描かれた存在しない島の真実に辿り着くまでに、様々な立場の人物の思惑が描かれる。(齊藤)
     
     
  • 小川哲
    『ゲームの王国 上・下』
    ハヤカワ文庫/定価 各924円(税込)購入はこちら >人生をゲームにたとえるなら、ゲームに勝つことは人生において何を意味するのだろう。ポル・ポト時代とその後の世界を生きる二人の男女。時代の運命に抗い、二人は自分の人生を見出す「ゲーム」を求めて前進する。(手賀)
     
     
  • 小川哲
    『ユートロニカのこちら側』
    ハヤカワ文庫/定価924円(税込)購入はこちら >実験都市「アガスティアリゾート」に住み、あらゆる個人情報を企業に明け渡せば、高い報酬が約束される。理想郷とうたわれるが、情報や判断を委ねることに強い違和感や抵抗感をおぼえる人たちもいた。(齊藤)
     
     
 
P r o f i l e

小川 哲(おがわ・さとし)
 1986年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年、「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。2017年刊行の『ゲームの王国』で第31回山本周五郎賞、第38回日本SF大賞を受賞。2019年刊行の短篇集『嘘と正典』は第162回直木三十五賞候補となった。2022年刊行の『地図と拳』で第13回山田風太郎賞、第168回直木三十五賞を受賞。同年刊行の『君のクイズ』は第76回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞している。最新刊は新潮社刊『君が手にするはずだった黄金について』。
 
 

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