管理栄養士タニグチのひとりごと~健康と栄養のはなし~

第7話 野菜のはなし①


管理栄養士 谷口輝美さん

こんにちは、管理栄養士のタニグチです。

今回からは、野菜のお話をさせていただこうかと思います。野菜、お好きですか?

お好きな方は、ぜひ、ずっと好きでいてくださいね。もりもり食べてください。お嫌いな方。あと、あんまり食べられていない方。わたしも最初はそんなに好きではありませんでした。でも、野菜の大切さを知った今では、大好きです。

こちらを読んでいただいて、ちょっとでも「食べてみようかね」と思っていただけたら幸いです。

「健康日本21(第二次)」というものがあります。

日本人が健康であるために、いろいろな目標が書かれたものです。その中では、野菜を1日350g以上食べましょうと言われています。この350g以上とは、健康な生活を維持するための目標値で、生活習慣病を予防する目的があります。

350gってどのくらいかというと、生野菜でいうと両手で3杯くらい。なかなかの量ですよね。令和4年に行われた調査では、野菜摂取量の平均値は270.3gで、目標に約80g届いていません。しかも、この10年間で男女ともに減少しています。年齢別にみると、男女ともに 20 歳代で最も少ない結果でした。20歳代というと、大学に通っていたり就職したり、毎日が忙しい時期で、なかなか、ゆっくり食材を選んで買って、調理して、たっぷり野菜を食べようとすることが難しい年代ですよね。

では次回は、どうやって野菜を食べていったらいいか、一緒に考えられたらなと思っています。


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