管理栄養士タニグチのひとりごと~健康と栄養のはなし~


管理栄養士 谷口輝美さん

大学生になると、高校生までと比べて生活リズムが大きく変わります。

どの授業をいつ受けるか決めたり、サークル活動をしたり、アルバイトを始めたり。自分の力で生活スタイルをつくっていくことになります。

食事に関してもまたしかり。高校生までは、食事は誰かに用意してもらうことが多いと思いますが、大学生になると自分で選ぶ場面が多くなります。大学生の期間は、受け身だった高校生のころからレベルアップし、そして社会人へと成長するための、食習慣をつくり上げる最後の大切な期間です。

とはいえ、何をどうしたらいいのか、ご心配かと思います。

大学生協は、大学生の皆さんの「食の自立」を応援しています。多くの店舗で、自分で考えて選ぶ力をつけてもらうためにカフェテリア方式を導入していますし、日常的に自分の食べたものの栄養チェックができる栄養表示をしています。さらに、食生活相談会や健康に関するイベントなども実施しています。

食べたらだめなものなんてないのですが、自分の体は、まぎれもなく自分が食べたものでできています。ですので、毎日の食事の時間を、楽しくおいしく、時には立ち止まってバランスを考えたり、大切にしていただきたいなと思います。そのために、ちょっと知っておいてほしい、知っておくとちょっと役立つかもしれない、健康と栄養のお話を書かせていただきました。ぜひ、お読みいただけますと幸いです。


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