管理栄養士タニグチのひとりごと~健康と栄養のはなし~

第18話 やめられない間食、そのわけ②


管理栄養士 谷口輝美さん

こんにちは、管理栄養士のタニグチです。

間食のお話の続きです。間食をついついたべてしまうわけは、依存症とストレスにあるかも、というお話をしていましたね。

そもそも間食は、1日3食で十分な栄養素を取ることができない人や子供が、不足分を補うために摂るものなんです。「補食」という言い方もしますね。

でも、おやつを食べることは心の栄養になることもありますよね。

おやつを選ぶときは、不足しがちなカルシウムや鉄分、ビタミンなどが摂れるものを少し意識してみましょう。具体的には、ヨーグルト、ナッツ類、干し芋、チーズ、小魚、するめなどです。私のおすすめは、おやつ昆布です。海藻類がお好きな方は、かなりはまると思います。うまみが直できます。柔らかいものを食べがちな現代のわれわれにとって、顎も鍛えられるし一石二鳥です。

あとは小魚アーモンド。魚を丸ごとバリバリ食べているという満足感をなんとなく味わうことができます。おやつは1日200kcalを目安にできるといいですね。

そんなこといっても、おっきなパフェが食べたい日もあれば、ポテチを思いっ切り食べちゃいたい日もあると思います。200kcalって、一度計算してみてもらえばびっくりすると思いますが、結構一瞬で摂れてしまいます。甘い飲み物を飲んだらほんとに一瞬。

でも、そんな日もあってもいいと思います。食生活は「習慣」なので、クリームいっぱいのケーキを食べた次の日は、ちょっと気にしてフルーツヨーグルトにするとか。1週間トータルで、食生活のバランスを考えられたらいいと思います。

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