親子で要チェック!大学生活ハウマッチ

STEP4 アルバイト

大学生活に支障のないアルバイト選びとは

前述のように収入をみていると、やはりアルバイトは欠かせないもののように感じます。しかしコロナ禍でアルバイト先を探すのが大変なようです。それでも先輩たちは、下宿生で約48,000円、自宅生で53,000円強のアルバイトをしていることが多いようです。1日の勤務時間では、3~4時間程度、1週間の勤務日数では2〜3日程度行うことが多いようです。これを目安にアルバイトスケジュールをたてれば、学生生活に支障のないレベルと言えるでしょう。また、自分に合った職種を選ぶことも大事です。
先輩たちの約4分の1は「接客・サービス」で働いているようです。その他にも「塾講師」「家庭教師」といった、学生であることを活かした職業も多く見られます。社会勉強として、さまざまな職業を経験するのもいいかもしれませんね。

現在(2024年10月~11月)のアルバイト就労率

  • 現在(24年10月~11月)の就労率は76.8%(前年+2.3・19年+1.0ポイント)と、コロナ禍前(19年)水準を超え、過去10年間で最高。学年別では1年生以外の全学年でコロナ禍前を上回っている。

グラフ
出典:大学生協調べ「第60回学生生活実態調査(2024年)」

1カ月のアルバイト収入と週労働時間数の推移

  • 1ヶ月のアルバイト収入有額平均は50,970円であり、コロナ禍前を超えている。アルバイト就労率の回復と時間給アップの相乗効果と考えられる。

グラフ
出典:大学生協調べ「第60回学生生活実態調査(2024年)」

※「下宿生」・・・「寮生」を除く自宅外生のこと。アパート、マンションを初め、学生会館、貸間なども含んだ住まいの学生を「下宿生」として集計しています。