留学生と留学経験者の座談会

留学で経験出来たこと、印象に残っているハプニング等について

座談会

太田さん:
すごく痛い経験をしたんですけども、たしか17歳の誕生日の直後にホストシスターにカラーフェスティバル?インドかどこかの発祥のお祭りだと思うんですけども、色のついた粉を投げ合って色まみれになって遊ぶという、そういうお祭りに連れて行ってあげるよと言われました。もとから私もそのことを知っていて、ホストシスターと行くメンバーが、怪しい・・・とは言わないんですけども不安要素満載の人々だったので、ちょっと不安だなって。親に言ったら、行くのはよしなさいよと言われました。にも関わらずに、ホストマザーにもいや楽しんできなさいよと言われたので、行ってきました。行ったらあろうことか、携帯をそこでなくしてしまって。まずはショックだったし、親に言って怒られたというか呆れられたというか、行くなって言ったじゃんて言われたんですけども。その時に元から行かない予定だったのに、相手の言葉に流されて行ってしまったがために、携帯も落としたし親にも迷惑かけたしと思うと自分の行動に対して自分で責任を持たないといけないなとそこで、本当に痛感して1ヶ月ぐらい引きずりました。今でも再現しようと思えば心の中で蘇るくらいの本当に一生に1つ2つあるかないかぐらい痛かったですね。その経験があったおかげで今は大きい選択をする時はちゃんと考えるようになりました。大きい選択だけじゃなくて普段から今こうしたら、何か手違いがあってこういうことになるかもしれないとかそういうケースも考えて、行動するように心がけるようになったのかなと思います。

石塚:
語学以外にも心の勉強になるという。

太田さん:
すごく怖かったです。行かなかったら味わえなかったと思います。

石塚:
皆さんも気をつけていたらっていう、経験とかってありますか。

神谷さん:
一緒にトルコに行った日本人のみんなで国内の観光に行った時に、バスで至って普通の時間に帰ってくる予定だったんですけども、バスが何時間か遅れてきて、ホームステイしている街に着いたころには夜、深夜というかんじで・・・なんとか家に帰れたんですけど、帰ったら、めっちゃ心配したぞというかんじで言われて。携帯もないので連絡どうしようかなというかんじだったんですけども、1年とか行くのだったら携帯ありますが、短期だったら、機内モードにしてWi-Fiが使えるところだけで使うだけというかんじなので、連絡どうしようかなと考えつつもすごく反省した記憶があります。

神谷さん:
海外では出発が遅れることは珍しいことではなく、別の時も6時間くらい遅れて午前3時くらいに出発したことがありました。

石塚:
よく日本は交通期間、遅延さえなければ来るっていうぜんぜんそこは違うかんじで。

太田さん:
友達が関心していました。
たかが1、2分?みたいな顔して言っていました。(笑)

鴨澤さん:
急に便がなくなったりもするので。
アナウンスはするんですけど、行き先がいきなり変わったりもします。留学直後とかはアナウンスの内容が聞き取れず、何が起きているのか全く分からないので、周りの人に今どこに向かっていますかとか聞いたりとかするということもありましたね。

鴨澤さん:
1年もいればいろいろありましたが、
私の中で一番のハプニングは普段日本だと1年に1回病院に行くか行かないかくらいで全然風邪も引かないしケガもしないのに、風呂場で滑ってケガをしちゃって。(笑)

石塚:
それ日本でも経験出来るんじゃないかと!(笑)

鴨澤さん:
シャワールームが狭いので滑って切ってケガしちゃいました。

みなさん:
え〜!(痛そうな声)

鴨澤さん:
深夜だったので、深夜診療をしている病院を探さなくては行けなくて・・・私、大学の寮だったので同じ寮のフロアの子が2人ぐらいいたんですけども、その子達に状況を伝え、手伝ってくれない?とお願いをしました。深夜病院を探して大学の付属病院があったのでそこに行って診てもらったりして。その前の週にルームメイトが謎の失神みたいなのが出て、その子についていくので実は病院に行ってたんですよね。で、次私の番になったんですけども。(笑)本当に日本だったら家族がいるので、いつも決まった病院に行くという、決まったコースがあるんですけども、それがまず決まったコースもないし、どこに頼ったらいいかも分からないから、会って1ヶ月くらいのルームメイトに手伝ってくれない?とお願いする勇気も必要だし、しかも病院のシステムもぜんぜん違うので、お金はその場で払うのか、後から請求されるのかとか、ケガもしているけど、ケガで動揺していられないというか、どんどん考えなければいけないことがたくさんあるので、自分の状況をケガをしているくせに俯瞰的に見ている、そういうのが鍛えられたかなっていうのはありますね。本当に何が起こるか分からないなと思って。

茶谷さん:
僕は留学中、宿舎が2人部屋でした。しばらく最初は僕1人だけでそこで生活していました。ある日、ロシア人のルームメイトになって最初は凄いおとなしかったのですけども、すごい深夜とかにどんちゃん騒ぎし始めるんですよ。めちゃ騒ぐし、俺寝ているのに、いきなりテレビゲームをやり始めるんですよ。なのでフロントの方に行って部屋変えてくれって言って最初はすごい、いや出来ないって言われて。そこはこっちも寝れないから、すごい押し通して変えてもらいました。そこは想像していなかったです。

石塚:
それは想像出来ない。(笑)
ラチェフさんは、日本にいて衝撃的なこととか、ありましたか。

ラチェフ・アンドレヤスさん:
色んな経験はしてきました。これからも面白い経験をしていくと思いますが、そんなに激しいことはなかったです。

茶谷さん:
それが1番いいです。