留学生と留学経験者の座談会

留学するか迷っている皆さんへ 自分の経験を踏まえてメッセージ!

ラチェフ・アンドレヤスさん:
それは恐らく本人の好みによって答えが違いますね。海外とか異文化に強い興味を持っていたらそれは是非行ってみてくださいとおすすめしますけど、でもなりそうにない人にどう言えば良いかという問題ですね。

太田さん:
高校の2年間留学に行っていた中で2年目が一番印象に残っているんですけども、カリフォルニアに行った時にやっぱり向こうの友達と出かけたりとか学校の行事に色々参加したりだとか、あれこれ私日本で今までこんなことやったことはないなという経験をたくさんしたんです、勉強面でも生活面でもあったんですけど。今考えてみると高校生のあの時だからあんなに楽しめたんだなと思って。だから私は親に負担かけてしまったし、すごい色々つらい経験もしたんですけども、行っておいて苦ではなかったなと思うので、もし将来行けばよかったって後悔するよりかはもしちょっとでも迷っているんだったら勇気出して行ってみた方がいいよということを勧めたいと思います。危険なこととかも頭によぎるので、それは勿論家族との相談と本人がどれくらい行くっていう意思が強いかによると思うんですけども、でも本当にあの時のあのタイミングであそこに行けたからこそこの思い出があるんだなとよく思うので。後悔しないようにねと言います。

鴨澤さん:
個人的な意見なんですけども、旅行で海外に行く時って日本人として違う世界を見せてもらうお客さん感覚なんですけども、留学ってなると短期間、長期間いろいろありますけども、いずれにしても一定の期間そこの社会の中に溶け込むというか、社会の一員として活動しなきゃいけないんですよね。料理を作るのに買い物に行くとか全部そうですけど。だからそういうのを考えた時にやっぱり旅行に行くのと見えるものは違うのかなと言うふうに思っていて、もちろんそういう体験をしたい人としたくない人がいると思うのでしたくない人は別に留学を無理に行く必要はないと思いますけど。
少しでも旅行とは違う世界の見え方だったりとか、帰ってきた時に旅行に行った時と違うものが得たいと思うのであればやっぱりそれが社会に身を置いて生活してみる。ただの旅行とは違う体験であるというところは言っとくほうがいいですけどね。

茶谷さん:
僕は語学の留学だったんですけども、それ以外もありますよね、外国の語学以外にもさっき言った手続きだったりとか色々全部自分でやらなくちゃいけないので、今までそういう経験が自分で準備勧めるとか基本明日にやっちゃうタイプなので、このショートビジットをして、初めて自分でやったので自信がつきましたね。学ぶだけじゃなくてそういう経験も得られるから、迷ってる人はやった方がいいのかなと思いますね。

神谷さん:
留学だったら、たぶんどこかの学校に通うことになると思います。勉強面もがんばることも大事ですが、それ以外の日常生活とか人と喋るとかそういう色々なことからも授業だけじゃなくてそういうところからも学べるような気がしますし。単純に言語をしゃべって言語を学ぶとかもありですし、日常生活を送って社会や文化について学べるということもあるかもしれませんし、授業はもちろんとして授業以外でもいろいろなことが学べるんじゃないかなと思います。

石塚:

ありがとうございました。
最後にまとめとして僕から話そうかと思います。やっぱり大学生活、この年齢だからこそ経験出来る1つの選択肢として留学っていうのがあるのかなっていうふうに思っています。留学先で得た経験とか、留学じゃなかったとしても、大学生っていろんなことを経験できる時間が与えられている立場だと思います。色々なことを経験するにおいて絶対に何かを考えて、行動していると思うんですよね。その考えたものというのがすぐにはその人生に出てこなくても、何年後か先に壁にぶち当たったり、何か考えることが出てきたときに「自分あのときああいうことを考えていたな」って思うことがあると思います。意外とその時に感じたり考えたことが生きるヒントになると思うので、何かしらを経験した際の思考を積み重ね、それを振り返っていくことがどんどん自分の成長に繋がっていくのかなと思っています。

そう考えると、留学って良いチャンスなんだなと思います。今日はみなさんのお話を聞けてすごく楽しかったです。ありがとうございました。

座談会

2016年11月10日東京外国語大学 研究講義棟208号教室にて