西南学院大学續木先生インタビュー

新しいメンバーに伝えたいことと活動の抱負

清水:
ちょうど4月なので、恐らく新しいメンバーを募集されているのではないかと思いますが、何か新入生に伝えたいことはありますか?また、これからの活動に対する抱負もお聞かせください。

伊藤さん:
最近この活動に賛同してくれる人が多くなってきたと言いますか、下級生が増えてきました。自分たちとしてはこんなにも沢山の人が共感してきてくれているとは思ってなかったので、バタバタとしているんですけども、それぞれ熱い想いを持って入ってきてくれていると思っています。

やっぱり、その想いをまだ最初だからと遠慮して話さなかったりとか、その子が本当にしたいことが何なのか分からなかったりするんです。そういう子たちとも年齢とか出身とか分け隔てなくみんなで話して、「それはそうだよね!」とか、「それはちょっと違うんじゃないかな?」ということを正直に言い合える関係が築ければ、遠慮がちだった子たちにも自ずと積極性が出てくるんじゃないかなと思います。

私は4年生なので来年からもういなくなるんですけども、先輩達が残して下さった情熱は、やっぱり絶やしてはいけないなと思っていて。池田さんに伝えていきたいですし、4年生としてやり残していることもあると思いますし。常に問い直し続ける姿勢を持って、最後まで一生懸命やり切ることが大切なんじゃないかなと思っています。

池田さん:
興味を持って入ってきてくれる人の中にも、ボランティアのあり方ってなんだろうとか、自分の中で色々な悩みとか迷いとかを抱えている人がいるんです。そういった意見をぶつけ合える環境にしていきたいなと思います。私は1年生の頃から「これってなんですか?」ってすごいバンバン言って、先輩方を本当に困らせていたんですけども(笑)でも、私はそういった裸で意見をぶつけ合えるような環境の中で活動してきて成長させてもらったので、自分ももっと後輩ら意見を引き出せる人になりたいなと思います。また、私は初めて渡航する時にどうしようと迷っていた時期があったんですけども、先輩達の姿を見て行ってみようかなと思えたので、その時の先輩みたいに私も背中を押せるような人になりたいなって思います。