大学生協事業連合
管理栄養士 高橋亮子
今回、災害時(非常時)を想定して、下記の5つのルールを設けてレシピ提案しています。
簡単に作れること、それでいて災害時(非常時)に不足しがちな食物繊維も補えるよう、根菜・芋・豆・海草を使うことを意識した内容にしてみましたので、是非一度チャレンジしていただければ嬉しいです。
保存に便利な食品を多用していますので、普段から備えておく食品のリストに加えていただければと思います。加えて是非自分好みの嗜好品(フルーツ缶・お菓子・珈琲等)も常備しておくことをお勧めします。これは栄養補給としてというよりも、災害時(非常時)にほっと一息つける精神安定剤としてですが。
大学生協事業連合
管理栄養士 山本哲朗
災害時には、様々な限られた条件の中、料理をしなければならない可能性があります。しかし、その時に必要になってくるのは、特別な技術というわけではなく、野菜を切る、肉を焼く、揚物をする等といった、基本的な調理技術です。
普段から定期的に料理をすることは、調理技術だけでなく、災害時に必要となる計画的に食材を使用する能力も身に着けることができます。
今回の災害レシピは、缶詰や乾物等、災害時でも手に入りやすい食材を使用すること、余分な水分をなるべく使わないこと、そして何より簡単に作れることを意識して作成しています。
普段あまり料理をしない方も、これを機に、キッチンへと足を向けてみてはいかがでしょうか?
りんごは皮のまま4つ割りにし、芯をとって、2mm程度の薄切りにする。
ボウルに卵を割り入れ、牛乳を加えよく混ぜ、ホットケーキミックスを加え、さっくり混ぜ合せる。
フライパンにバターを入れ、火にかけ、砂糖を加えて混ぜ合わせ、少々色づくまで混ぜ合せる。
火を止めて、りんごを放射線状にきれいに並べ、上から2を流し入れる。
蓋をして中火で3分焼き、最弱火にして約10分表面まで焼く。
表面が乾いていて押してみて弾力があれば完成。
フライパンより一回り大きなお皿をかぶせて、ひっくり返してお皿に移す。
パスタは4時間ほど水につけておく
ピーマン、玉ねぎ、ソーセージは火が通りやすいように薄く切っておく
フライパンで、②を炒める。
火が通ったら、パスタを加え1分ほど茹でる
ケチャップを加え、塩コショウで味を整えて完成
水戻し カップヌードル
カップ麺は災害時(非常時)にお湯がなくても、時間をかければ水でも食べられるので、実際にチャレンジしてもらいました!
食せるレベルに至るまでの時間は、13〜4分程度。冷めたけどのびていないカップヌードルの味でした。
正直、カップヌードルは、カップ麺の中で高価な部類に入るので、もったいない感がありました。
鍋に豆腐を崩しながら入れる
鯖缶を汁ごと入れる
そばつゆを加え、中火で加熱(約3分)
高野豆腐を水で戻したら、水気を切る。
鍋に合わせておいたAを入れ、沸騰したら、高野豆腐とツナ缶を入れる。
水溶き片栗粉でとろみを付けて完成。
乾パンは細かく砕いておく
豚肉は筋切りをしておく、塩コショウで下味をつける
小麦粉と水を合わせ混ぜる
肉に小麦粉をつける
砕いた乾パンを手で抑えながら全体につける
フライパンに油を入れ(1cm程度)、加熱する。
油が温まったら豚肉をいれ蓋を閉めて加熱する
きつね色に上がったら裏返して、同じように揚げる
小麦粉に、塩とオリーブオイルを加えて軽く混ぜ、水を入れた後均一になるように混ぜる。
30分ほど生地を休ませる
生地を4等分にして薄く伸ばす
フライパンに入れ、中火で両面を軽く焼く