2021年は、新型コロナウイルスの影響で、引き続きオンライン授業を自宅で受ける学生さんが多かったのではないでしょうか?
そんな中、提案する自炊レシピとして、今回与えられたメインテーマが「安い!簡単!それでいて健康的なレシピ」でした。
テーマの背景は以下の2点です。
安価でたんぱく質を補給出来る食材として卵、豆腐、納豆、肉(鶏肉・豚肉)、魚(甘塩鮭・ツナ缶)を意識的に使いました。
また簡単に調理が出来るように1つの鍋やフライパン、器だけで出来るもの、電子レンジだけで出来るものなどにしています。
健康的という面では、ビタミン、ミネラル、食物繊維を補給出来る、学生さんにとって不足しがちな野菜を多く摂ってもらう為に、スープやレンジでの煮物・蒸し物など野菜を加熱して食べていただくレシピを多く提案しています。
そして「ぜひ、作ってみたい!」と思ってもらえるようなトレンドを意識したメニューも組み入れています。
調理していただいた学生さんのコメントは、皆さんの自炊の際に参考になるヒントが散りばめられていますので、レシピと併せて是非お読み下さい。
今回提案したレシピが自炊をする学生さんにとって少しでも毎日の食事作りへの参考になれば嬉しく思います。
またレシピをきっかけにしていろんなメニューにチャレンジしていただければ幸いです。
大学生協事業連合 東4地区FS事業部
管理栄養士 高橋 亮子
ベーコンは1cm幅に切る。キャベツはざく切りにする。しめじは石づきをとり、小房に分ける。
耐熱皿にキャベツ、ベーコン、しめじの順に置き、コンソメを全体にかけ、塩、こしょうをふる。
ラップをして、電子レンジ(500W)で5分加熱する。
電子レンジから出して、仕上げに醤油、バターをかけ、全体を混ぜる。
豚バラ肉は3㎝程度の長さに切る。長葱は斜め薄切りにする。にらは4㎝幅に切る。まいたけは小分けにしておく。
鍋を火にかけ、ごま油を入れ、具材を加えてしんなりするまで炒める。
水、鶏がらスープの素、味噌、すりごま、にんにくを入れて煮る。
具材が柔らかくなったら味をみて、必要なら塩、こしょうを加え、味をととのえる。
※具沢山なスープなら、おかず1品でもバランスのよい献立に。具材は残りものでOKです。
残り物の野菜(3~5種類程度)は両手のひら1杯分が目安の量です。
さつまいもは皮のまま厚さ3㎜の輪切り、大根は皮をむいて厚さ2㎜のいちょう切りにする。長葱は2cm幅の小口切りにする。しめじは石づきをとって小房に分けておく。
鍋を火にかけ、サラダ油を入れ、具材を加えてしんなりするまで炒める。
水、和風だしの素、料理酒、醤油を入れて煮る。
具材が柔らかくなったら完成。
かぶの実とじゃがいもは皮をむき、1.5cm角に切る。かぶの茎は3㎝の幅に切る。人参は2㎜幅のいちょう切りにする。玉葱は1.5cmの角切りにする。まいたけは小分けにしておく。
鍋を火にかけ、バターを入れ、具材を加えてしんなりするまで炒める。
水、コンソメを入れて煮る。
具材が柔らかくなったら味をみて、必要なら塩、こしょうを加え、味をととのえる。
食パンは16等分に切る。
Aの材料を器に入れ、よく混ぜ合わせておく。
グラタン皿にカットした食パン、フルーツ缶のフルーツのみを入れ、Aを上からかける。
オーブントースターに入れ、5分程度焼く。