日本私学小学校中学校高等学校保護者連合会 役員インタビュー

一番大きい仕事や魅力的な点、また現在のお立場について

毎田:高校単位の保護者会の、楽しみ、醍醐味と申しますか、引きつけられたことを教えてください。

中村:引きつけられたこと、非常に難しい質問だな。
ただですね。先ほども言いましたが一つの大学があるわけではないですか。例えばどこか旅行に行こうというのもあったわけで、そういうのでも楽しかったしまた一方で例えば部活動で全国大会、みなさんで応援に行くわけではないですか。そういうところでみんな一緒になっていくというのがすごく魅力的に楽しかったと思いますね。

門傅:私立学校だったので、当然民間ですから公立だったらどうか分からないですが、私の場合は進学を頑張るクラス、部活動と勉強を頑張るクラス、勉強はちょっと苦手だけどもやりたい、というそういう3つのコースがあったので、やっぱりそれぞれのコースの子供達は将来目的目標がありますので。それに当然、私立高校の先生は基本的には転勤はありませんので、転職しちゃえば別ですけども、ですから必死ですよね。言葉が悪いですが、預ける親とか子供というのは経営から見るとお客さん的立場になっちゃうわけですね。
だから、迎合するわけではないのですが、いろいろな意見を直接学校の先生や、理事とか評議員とか、役員になると接する機会が多かったのでそういうのを聞こうという姿勢もありました。良い意味で繁栄して良い学校にして更に生徒が集まるようにという思いは一緒でしたので、そこはもしかすると公立とは違うとこかもしれないですね。
良い学校を作って、お世話になった子供達がいるので更にいろいろな意味で恩返しをしたいというのは非常に一番強いところですね。

毎田:たいへん密接というか、近いと申しますか、そのような雰囲気があるのですね。
高校単位での活動から、中村さんの場合は次は東京都といった枠での活動に移られたわけですが、そうなると、活動の内容が少しずつ変わっていくのでしょうか。

中村:基本的には私たちは西学と呼んでいますけれども、大きな行事と言えば総会ですよね7月、それから12月の47都道府県、2200名ぐらい集まってくるのですけども。それと先ほども話してありますが、研修会が大きな行事なので、それに合わせてみなさん会議するわけですよ。その中で会議の中でどうやっていこうとか、そういう話をしてみんなで盛り上がって、その後にじゃあみんなでお疲れさま会をしようというのが、そこにやっぱり人との出会いがあるのだなあと僕は思いますけどね。

毎田:門傅会長の場合も、同じく東北という枠組みでの活動なった時にはいかがでしたでしょうか。

門傅:最初、宮城県の会長だったのですが宮城県の総会とか宮城県の私学振興大会と学校の先生がたと一緒にやるのがメインであとは研修会も総会の時にするなどがメインです。
東北地区とすると、総会ぐらいしか活動がなかった。予算も小さかったので、新年度からは更に研修会等々もやって、いろいろな私学を巡る情勢を勉強しながらもお互い意思疎通を図る。我々はいろいろ情報交換をしました。
県によっては、1年間で会長が変り、名前も顔も覚えないうちに変るみたいなことがあったので、最近は役職を退いてもまたいろいろ繋がりを持ってとかそういう形にも少しずつ東北地区は変ってきました。