日本私学小学校中学校高等学校保護者連合会 役員インタビュー

大学生協で高校訪問の事や、高等学校や各県単位の私学保連へのアプローチについて

毎田:大学生協では、いくつかの地域では高校訪問を行っています。その高校の卒業生が自分の母校に行き、例えば入学準備説明会を行っているので来て下さい、とか、学食はこんな感じです、授業はこのような雰囲気です、といった説明をしています。主に生活面について、高校生から大学生にスムーズに馴染んでいただきたいという思いからです。例えば仙台ではけっこう重点的に廻っています。東北学院大生協、東北大生協、宮城大生協などのメンバーで、だいたい130校ぐらい廻っていると思います。

中村:今、大学生協のアプローチの仕方だということだと思いますが、これはやっぱり、人の繋がりでアプローチしていったのがよろしいかなと思います。僕は今後援会の顧問をやっていますが、学校側に聞いてどうでしょうかと、学校がうんと言えば大勢の前でお話が出来るということだと思いますし、また全国も一方で、例えば門傅会長是非大学生協で力貸してよと言えば、それなりに力は貸してくれると思います。そういう人の繋がりの中でアプローチしていくのが一番にベストなのかなと僕は思います。

門傅:これは現役の大学生が自分の出身高校に行って、いろいろその大学生活の中で、その中で、生協の話も言ったり喋ったりとか…。

毎田:はい。そういった例もあります。「実は京大に行った子が大学生協の活動をやってくれていて、それでポスターを貼っていくんだよ。毎年張り替えてくれるんだ。」という話も聞いたことがあります。

中村:なるほどね。
今東京で高校427校ありますけども、行きあたりばったり行っても多分だめでしょうね。PTAの繋がりの中から行ってもらうというのが一番にベストだと思いますがね。

毎田:今回、大会にお邪魔をして資料をお配りさせていただきますが、これなどをご覧になられて、なるほどこのようなことを卒業生が来て話してくれるのはいいな、と先生方や保護者のみなさんが思っていただくことで、少しずつ各地の大学生協と繋がりが出来ればいいなと思いますね。

門傅:今全国の4年生の大学って何校あるのですか?

毎田:700校ぐらいあります。

門傅:そのうち生協がある大学は?

毎田:200校ぐらいですね。

門傅:もっとあるかと思ったらそのぐらいなんだね。

毎田:学生数だと、大体大学生の半分くらいになります。

門傅:なるほどね。大学の規模もいろいろあるからね。

毎田:私たちは今後も、高校生や保護者の方との繋がりを作っていきたいと思っております。その中でご協力頂ける部分があればご協力いただきたいと思いますし、逆に何かこちらからご提供できるものがあれば喜んで、とも思っています。

中村:私も門傅副会長も、そういう意味では頼まれればお力になりますよという気持ちでいることは間違いないですね。

毎田、中村、門傅:今後ともよろしくお願い致します。