原田さん:
うちは、上の子が滑り止めのような大学に受かったとき、入学金を払ったのに「行かない」と宣言されて、ケンカになったことがあります。ですので、自分でいろいろな大学を見て、希望する大学を選んでほしいと思っています。
赤井礼子さん
赤井礼子さん(以下、赤井さん):
料理を作るのが一番心配です。掃除など家でもできていることは大丈夫だろうと思えますが、料理だけは。家でさせなかったのは私の反省点ですが、包丁をちゃんと握れるのか、から心配です。
立命館大学では晩ご飯も安く食べられるということなので、そういう大学だといいですね。
上野さん:
実はもともと料理が好きで、一人暮らしになり、自分だけのキッチンを使えると意気揚々でした。ですが、2カ月ぐらいで包丁を持つのがつらくなってしまって。そのときに革命的だったのが、ハサミです。ハサミなら、フライパンの上で切るだけなので、まな板も洗わなくてすみますし、時短にもなります。
毛利さん:
私は実家にいる頃は料理をしていなかったのですが、母が料理する光景を見ていたこともあってか、染み付いていることや感覚でわかることが結構あり、一人暮らしを始めて生活スタイルが自分で作れるという楽しみがありました。料理は今でもすごく楽しんでいます。
食マネジメント学部では健康食にも興味があり、最近は炊飯器であんこを発酵させたり、少し変わった料理をしたり、楽しみながらやっています。
正木課長:
私の友人に一人暮らしをしている方が結構いたのですが、大学生協は遅くまで食堂を開けているので、ミーティングをしながら食堂でご飯を食べて帰る、という生活をしていたこともあります。
大学生協では、食事を一部提供しているマンションも案内されているので、そこを使っている学生はすごく助かっていると言っています。
一人暮らしの学生に聞いてみると、楽しんでいる学生もいれば、親のありがたみを初めて知ったという学生も。今までどれだけ自分がやってもらっていたんだということを理解して、自立の道につながったという学生もいます。
片山さん:
私も学生のときに一人暮らしをしていましたが、経験としてすごくよかったと思っているので、息子にも一人暮らしをさせようと考えています。本人も、通える大学でも「一人暮らしをしたい」と言っているので、それもありかなと思っています。
一人暮らしで心配なのはやはり食事ですね。お金がなくて食事を切り詰めてしまって、ひもじい思いをしないかが心配です。自炊するような子ではないので、おそらく大学生協にお世話になると思います。
原田さん:
私はホームシックになった記憶があるのですが、数カ月たったときに楽しくなってきて、「もう帰りたくない」となりました。確かに食事は心配ですが、あとはなじんでいくのではないかなと思います。
澤岻さん:
食事は自炊しなくても食べられると思うのですが、逆に解放されすぎてちゃんと勉強するのかが心配です。朝ちゃんと起きて、学校へ行くのかと。
うちは子どもが3人いて、「一人暮らしをさせられない」と言っているのですが、経済的なことを心配して、ニュースであるような変なバイトをしてしまわないかも気になります。
赤井さん:
大学生ですが、上の子が大学に入学した際、共済に入りました。病気や入院、インターン先で何かあったときなど全部保障してくれるものです。
片山さん:
個別では何も入っておらず、高校でおそらく共済だと思いますが、保険に入っています。
原田さん:
うちは、コープ共済に入っています。
片山さん:
一人暮らしでは、電化製品や机など準備しないといけないと思うのですが、一式いくらぐらいかかるのでしょうか。
片山さん:
冷蔵庫も大学生協で買えるのでしょうか。
片山さん:
最近は、勉強机はいらないのでしょうか。
上野さん:
僕はないのですが、あったほうがいいと思います。
夜中に勉強することや、リポートの締め切りの問題で家でしかできないという状況に、テーブルがないと困ることがあります。僕はベッドの上で寝転がってやっているのですが腰がすごく痛くて。買っておけばよかったと後悔しています。
毛利さん:
私はローテーブルと机のどちらも持っています。リラックスしたいときはローテーブルで、しっかり勉強したいときなどは机を使っています。
片山さん:
大学生協では、賃貸物件の斡旋もしていただけるのでしょうか。
2024年7月2日 立命館大学茨木キャンパスにて