Renewal Shop Showcase

龍谷大学生協[深草キャンパス]R-Uni

食も、学びも、毎日の暮らしも…… 学生生活の頼もしいコンシェルジュ


ショップ・コンビニ移転により
新設された階段

龍谷大学深草キャンパスにある生協店舗(R-Uni)は大学の2025年に予定される学部移転に伴う施設整備構想により、2023年4月2日に新店舗としてオープンしました。

瀬田キャンパスの社会学部が2025年4月に深草キャンパスに移転予定となり、大規模なキャンパス施設整備が始まっています。そのため従来の店舗は2号館地下に新店舗として移転しました。


2号館北側新棟完成予想図

コンビニ・ショップ学生生活に必要なものは、とりあえずここで揃う


ショップ・食品コンビニエンス

コンビニ(食品・ドリンク・コンビニエンス)とショップ(書籍・文具・PCサプライ等)は、フロアごとに配色を変えています。営業時間帯やピーク分散のために可動式パーティションでフレキシブルにレイアウト変更。学生総合共済と食堂を除いた利用者の全てのニーズに応えることができるようになっています。

また、入口にあるイベントスペースや書籍前部分を学事や店舗企画に対応するため、可動式の什器を使うことで柔軟なレイアウト変更が可能になっています。


文具やPCサプライ什器はキャスター付き。
新学期は教科書販売のレイアウト変更時に
移動できます。


書籍スペースの奥はコミックで棚全面を
品揃えしています。
新棟(2025年完成予定)との新たな入口が
準備されています。


入口にあるイベントスペース

食 堂広々としたおしゃれな空間が、みんなのおいしい居場所に


フードコート


通路を使った食堂


ミール&カフェ


石焼ビビンバは学生にも人気のメニュー

生協コンシェルジュ学生と職員の距離を狭めて、インフォメーション機能を集約

スタッフの作業デスクもゆとりあるカウンター内にオープン配置し、来店に対応しています。スタッフを囲むように、書籍レジのほか、校費・旅行サービス・PC・住まい・講座等の接客カウンターを配置するなど丁寧な対応を可能にした店舗レイアウトとなっています。

入口からすぐ目に入るカウンターには、特に役割を設けないインフォメーション(生協コンシェルジュ)機能を想定しています。そのためスタッフ研修会で担当部門・分野に拘らない他分野の取り組みや事例を学ぶことで、常に統合的な利用案内がスタッフ全員でできるよう目指しています。秋に開催された全職員研修会において、生協の事業分野だけでなく京都消費者契約ネットワークの方を招いて消費者トラブルや18歳成年年齢引き下げに伴う契約トラブルの学習を行うことで、学生生活全般の相談への対応を進めています。


メインの入口を入ると最初にインフォメーション(生協コンシェルジュ)カウンターがあります。


旅行サービス・PC・住まい・講座の専門ごとの相談カウンター 


なんでも相談できる生協コンシェルジュ

東北大学生協[青葉山北キャンパス/川内北キャンパス]

学生が真に望むものは何かをとことん追求した新しい事業スタイル

[青葉山北キャンパス]北青葉山センタースクエア

青葉山の理学部・薬学部キャンパスにある購買書籍と食堂店舗は、厚生会館に隣接する図書館と連結した【北青葉山センタースクエア】として2023年7月から営業を再開しました。

学生の総合的な支援サービスを目的に図書館エントランスホールと食堂がナレッジ・コリドー(渡り廊下)でつながったことで、広々とした学習空間と天候に左右されずに往来ができる施設になりました。

書籍コーナーやカウンターを閉店時に仕切りをすることで無人化に対応します。

生購買書籍 もみじショップコンパクトながら、理学部・薬学部の勉学研究需要に沿った品揃え

焼き立てパンや内製弁当を中心に食品・ドリンク類を豊富に品揃えしながら、実験系学部特有の品揃えを前面に提供しています。7月の改装で24時間営業可能なレイアウトに変更。11月中旬から、閉店後に生協アプリとセルフレジを使った無人販売を開始しました。組合員は利用登録をすることで、食品やコンビニエンス商品の利用が可能です。

営業時間中は調理パンやホットケースで自家製弁当や総菜を提供しています。


セルフレジ


登録制の利用(入店)カードと
セルフレジによる無人販売が可能になっています。


実験に必要な消耗品は判りやすいよう、
まとめて陳列されています。

食堂 もみじダイニング利用しやすさと食事の楽しさを追求

厚生棟入口からの食堂入口までスペースが狭いためメニューを見逃して迷うことがなく、実際のショーケースを見ながらメニューを決められるよう、Z字型の利用者動線を設定しました。丼・カレー・麺などの注文の際にも、この動線を採用したことでサイドメニューのプラスワンの提案がしやすくなりました。

利用者にクイック提供が可能になる大型の温蔵・冷蔵ショーケースをカウンター全面に配置するとともに厨房内はスタッフの移動が最小となる機器のレイアウトとしました。麺コーナーは出食に特化し、レジでサイドメニューとオーダーする麺を精算してから麺コーナーで受け取ります。オーダーはレジから麺コーナー設置のプリンターに送られる仕組みです。グリルコーナーでは炭火焼き風グリル機を導入し、目の前で調理状況を楽しんでもらいながら出来たてを提供できるようにしています。


利用者動線とショーケース提供を行っている丼商品。
ショーケースから手軽に温かい商品をとることが可能となり、スピード提供を実現!


白と木目基調で開放的な食堂ホール。左側のロングシートで囲まれたエリアではコンパも可能です。


カレー提供口、グリルコーナー、麺コーナー


グリルコーナー

厨房内は作業の効率化・省力化に向け、ライスは器で自動判別して適正量を盛り付ける機器の導入や、最新式のフライヤーを導入し厨房オペレーションの効率化を図っています。

さらに、厨房天井全体が換気フードとなる新機構を導入し、厨房内の温度や換気が適切に保たれるとともに、将来の機器配置変更があっても天井部分のフード移設・増設が不要になりました。


レセプション等で使用する2階ラウンジ部分。
通常時は開放しています。


新学期等のピーク時には、事前にアプリから注文し、
入口横のテイクアウト専用受け取り口で受け取れるよう準備を進めています。


新型ライス盛り付け機

[川内北キャンパス]キッチントレーラーBee-BOX

川内北キャンパスでは学内イベント時やピーク時の利用者分散を目指した小型のキッチントレーラーBee-BOXを2023年9月から導入しました。

簡単に食事がしたい利用者をターゲットにし、路面で提供することで混雑の分散を図っています。

学会などのイベント時は電源があれば会場近くに出店し、学内に不慣れな参加者や多忙な運営の方々へ、いつもとは異なる食事のスピード出食が可能になりました。


Bee-BOX


当日の提供メニュー
企画の揚げパンは大人気です。

新潟大学生協[五十嵐キャンパス]

空港カウンターのように洗練された購買部&トラベルセンター


リニューアルしたトラベルセンター。まるで空港カウンターのようで立ち寄りやすくなった。


柱を利用してのパンフレット棚。
思わずグルッと一回りしてしまう。

新潟大学は学生数およそ1万2200人、教職員数およそ3000人と大規模総合大学として多くの組合員が在籍しています。

日本海に近い自然豊かな五十嵐キャンパスには、コロナ禍を過ぎ学生も戻り、以前のような活気に満ち溢れています。

これから卒業旅行や帰省などで学生も多く利用するトラベルセンター(旧サービスセンター)が2023年9月、40年ぶりにリニューアルしました。これまでは、建物2階にある購買部とは別の場所にあり、入口が目につきにくいことで、目的以外の利用者が少なかったようです。

今回のリニューアルをきっかけに、同じフロアにお引越し!内装はまるで空港のカウンターのような雰囲気になっています。

各カウンターには分かりやすいようにピクトグラムを採用し、十分なスペースとスムーズな動線を確保。購買部と仕切る柱にはパンフレット棚を設け、購買部利用者にもトラベルセンターが目につくよう配置したので利用率アップに期待が持てます。

看板もピクトグラムでそれぞれ分かりやすい。

ベーカリーショップ30種類もの焼き立てのおいしいパンがキャンパスで

同じタイミングで1階のベーカリーショップもリニューアルしました!30種類以上の焼き立てパンが並ぶベーカリーは、現在、営業時間が10時〜14時と短時間営業ですが、開店前には行列ができることもあり、さらに閉店前にほぼ売り切れてしまうという、学生・教職員ともにリピーターがとても多い人気のお店です。多くの方にさらに気持ちよく利用してもらえるよう、内装・什器を一新し、おいしいパンをより多くの人に提供していきたいと考えています。学生からの“虹のこえカード”(ひとことカード)にも早速反応があり、「ベーカリーを久しぶりに利用したのですが、とてもきれいになっていて驚きました(PN:SARASAさん)」と反応も上々です。

①②ベーカリーも同時期にリニューアル。木目調で目にも優しい店舗設計となっています。
③④「カリカリカレーパン」や「チョコッフル」など味が想像できるネーミング!人気の秘訣がここにもあります。

福岡教育大学生協[ショップ VIOLA/食堂 LUCE]

念願の全面リニューアルによって誕生したカフェテラス&総合ショップ

福岡教育大学生協は2022年9月、購買書籍店(学生会館2階)・ベーカリー&フードショップ リモーネ店(学生会館1階)と食堂のフィオーレ食堂(学生センター1階)・セレーノ食堂(学生会館1階)を、ショップ ビオラ店(学生センター1階)と食堂 ルーチェ(学生会館1階)に統合・改装した新店舗での営業を開始しました。新店舗の愛称は公募で決定しました。

福岡教育大学生協は、1995年に購買店舗のみで事業を開始しました。2004年以降次々と業者食堂が撤退した後、キャンパスの福利厚生を守るため食堂事業を生協が引き継いできましたが、施設を改装することなく厨房も古く空調もない状態が続いていました。以前は喫茶だった施設を改装したリモーネも、出入り口が狭いため慢性的な混雑が続き、十分なサービスが提供できていませんでした。

生協理事会が総合的な福利厚生施設の提案について検討し、2018年1月に大学へ今後の福利厚生施設の機能や改修を提案した結果、コロナ禍になったことで改修時期は延期となりましたが、2022年9月プレオープン、後期授業開始の10月にグランドオープンを迎えることができました。

従来学生会館にあった購買書籍店とベーカリー リモーネ店は学生センター1階の旧フィオーレ食堂の場所に統合移転してショップ ビオラ店として、2つの食堂は旧セレーノ食堂の場所に統合した上で全面改装を行い、快適で効率的な食堂 ルーチェとなりました。

ショップVIOLA(ビオラ:花言葉の「誠実」や「信頼」から)

1階の施設内は通路とショップを隔てる壁がなく、フロアと天井の材質の違いでショップとわかるくらい開放的な空間となっているのが特徴です。入り口からすぐのサービスカウンターを過ぎると焼き立てベーカリー&手作り弁当の陳列やドリンク・パン・食品や菓子等食関連のコーナーがあり、続いて文具やサプライ・日用品と書籍コーナーとなり、利用動向別に配置されています。


通路からどのコーナーにも行けます。


手作り弁当コーナー


昼需要に合わせて焼き立てを準備して提供。


サービスカウンター全景


学習指導要領等教育大学ならではの品揃え。

食 堂LUCE(ルーチェ:白を基調としたイメージからイタリア語の「光」「輝き」の意味)

施設の構造により直線の出食レーンですが、レジの配置やカトラリー・ドレッシングコーナーまでの空間を広く確保し、混雑感が出ない工夫をしています。新食堂はカレー・丼・メインディッシュに麺類を加えた4種の出食が同時に可能となっています。ホールはゾーン毎に変化を持たせた照明を使いながら、全体で調和が取れた空間となっていて、食事の環境を整えています。

九州地区ではテイクアウト弁当容器のリサイクルでスタンプカードを作成しており、福岡教育大学生協は環境活動に関心を持つ学生と一緒に、さまざまな企画を通して楽しく回収の取り組みを進めています。


ホールは白を基調として照明や大きな窓で変化をつけています。


キャッシュレス決済が主流。
スマートフォンでミールカードをかざします。


下膳は箸やスプーンを分けたらトレイごと置きます。


リサイクル容器のフィルムを剥がして
ビオラのレジでスタンプを押してもらいます。

桜美林学園生協[町田キャンパス]

活気が戻ったキャンパスにおいしい笑顔のサクラサク


学園名に由来したカフェテリア 桜カフェⅠ

桜美林学園のご協力のもと、生協が事業者として食堂施設を引き継ぎ、半年間の準備を経て、活気が戻りつつある新学期キャンパスで桜美林学園生協の歴史としては初の食堂運営がスタートしました。当面は券売機対応で運営コストを抑え、適正価格でキャンパスのメインの食事業を展開しています。本格的な授業再開にともないメニューを豊富に用意し、学生の健康と食生活を支えています。従来の食堂をご存じの教職員の方々の反応もまずまずで、効率的な運営をご理解いただいていることがご利用に結び付いています。従来働かれていたスタッフも一般募集より先に優先的に面接・採用し、新規募集も多くの方々から応募があったので、やる気にあふれたスタッフに働いてもらえることとなりました。

桜カフェⅠ学生の食を満たす、全面ガラス張りの明るい空間


利用者が集まりやすい広場に面し、全面ガラス張りの明るいカフェテリア。


レーンは独立した2レーン。左はヌードルレーン、
右側はセットメニュー、右奥は丼コーナーとなります。


券売機 合計6台


券売機からホールへの入口


レーン案内デザインも判りやすいです。

桜カフェⅡドルチェまで楽しめるイタリアンテイストのコンパクトカフェ

隣接した小規模カフェテリア「桜カフェⅡ」。屋外テラス席は、晴れた日には木漏れ日が優しい影を作り、心地よい食事の場所となります。ゆくゆくは「桜カフェⅡ」でライスの代わりにパン(ベーカリー)を提供し、昼ピーク時の混雑の分散化が検討できればと考えています。

学園の再開発計画による店舗移転で店舗事業は縮小していますが、公務員講座で実績のある生協の講師が大学正課中の外部講師として授業を行うなど、学園との協力関係を築きながら桜美林学園生協として今できることを進めています。


①屋外テラス席 木漏れ日が優しい影を作ります。
②趣があり、適度な採光と調和の取れた照明のホール。
③桜カフェⅡホール 間接照明と木の床で落ち着きます。


①屋外テラス席 木漏れ日が優しい影を作ります。


②趣があり、適度な採光と調和の取れた照明のホール。


③桜カフェⅡホール 間接照明と木の床で落ち着きます。

東京芸術大学生協[音楽学部キャンパス]

異文化交流の拠点となる建物にこだわりのスペースを創出


施設外観

東京芸術大学生協は、音楽学部キャンパスに新設された国際交流棟1階に美術学部キャンパスから移転し、2023年3月から営業を開始しました。

国際交流棟の正面ウッドデッキと連続する生協店舗の他に、2階に業者食堂、3階に大学国際交流課や留学生向けのパブリックスペース、4階以上に茶室、教授の研究室・実習室が配置されています。

店 舗SDGsにも配慮した店舗は、ヒマラヤスギの倒木でリメイク

施設全体が木の質感を重視したテーマで統一されているため、従来の什器用に学内で倒れて保管されていたヒマラヤ杉を、教員と学生の協力のもと、リメイク資材として利用することにしました。さらにレジ・相談カウンターやパンフレットスタンド、冷凍ケースの取手やレジのコイントレーにも木材を使うこだわりを持った店舗となっています。陳列什器の棚板もあえて使用感のある塗装を施すことで落ち着いた空間となっています。大学のご理解もあって、ほとんどの店舗什器をリメイクして使うことで移設費用も抑えることができました。

ウッドデッキから連続した店舗正面入口や、施設全体の入口・階段に面した店舗壁面には大きなガラス窓が施され、営業時間中は解放される施設エレベーター・階段に続く出口動線など、巧みな採光を利用して明るさを確保しつつ、利用者にとって使いやすく機能的な店舗となっています。

キャンパス生活に必要な食品・飲料・日用品・文具等のコンビニエンス商品の他、芸術大学ならではの学修に特化した品揃えを強化して学びを支えています。


①レジ・カウンター周り 
②倒木したヒマラヤ杉を使ったパンフレット棚


①レジ・カウンター周り


②倒木したヒマラヤ杉を使ったパンフレット棚


ストック用引出し前面にも使用


天井にも杉材を使ってコンセプトが統一されています。


①音楽系品揃え例(楽譜・五線紙ノート・指揮棒)
②美術系品揃え例(マスキングテープ)


③ヒマラヤ杉を背板として使った陳列什器:Mac陳列棚。
④建物入口から見る生協店舗(1F)と食堂(2F)の大きく開放的なガラス窓。


①音楽系品揃え例(楽譜・五線紙ノート・指揮棒)


②美術系品揃え例(マスキングテープ)


③ヒマラヤ杉を背板として使った陳列什器:Mac陳列棚。


④建物入口から見る生協店舗(1F)と食堂(2F)の大きく開放的なガラス窓。

また、大学マーク入りの楽譜クリップや楽器を拭くクロスなど特色ある大学グッズを作製して、教育実習先や大学祭(藝祭)のお土産として教職員を含むたくさんの学生や来訪者に利用されています。今後は店内BGM募集企画、タヌローぬり絵企画等、学生委員会と一緒に組合員募集を呼び掛け、さまざまな組合員店舗企画も計画しています。