絵本出版社Presents
読み継がれる絵本

特集「冬」記事一覧


幼いころに絵本をプレゼントされた読者も多いのではないでしょうか。そんな皆さんも読んだかもしれないクリスマス定番の作品、そして、いま成長した皆さんにおすすめしたい作品をそれぞれ1点ずつ、絵本出版社の皆様にご紹介いただきました。
 
プレゼントロングセラー
  • ガース・ウィリアムズ=ぶん・え 
    まつおか きょうこ=やく

    『しろいうさぎとくろいうさぎ』
    福音館書店/定価1,320円(税込)購入はこちら > 白いうさぎと黒いうさぎは、毎日いっしょに遊んでいました。でも、黒いうさぎはときおり悲しそうな顔で考えこんでいます。黒いうさぎが願っていたのは、白いうさぎといつまでも一緒にいられること。それを知った白いうさぎはどうしたでしょうか?
    結婚式の贈り物に選ばれることも多い、優しく柔らかな2匹のうさぎの物語。
  • 五味太郎
    『まどからおくりもの』
    偕成社/定価1,100円(税込)購入はこちら > 刊行から40年、愛されつづける絵本です。窓の中にちらっとみえる姿をみて、サンタさんは贈り物を選びます。ところが! めくってびっくりの、穴あきのしかけも楽しくプレゼントにぴったりです。
  • かがくいひろし
    『「だるまさん」シリーズ
     3冊セット』

    ブロンズ新社/定価2,805円(税込)購入はこちら > 0歳から読める「だるまさん」シリーズを3冊セットにして、かわいらしい特製ケースに入れました。
     出産のお祝いや誕生日のプレゼントにぴったりの大人気のセットです。
 
  • 酒井駒子
    『よるくま
     クリスマスのまえのよる』

    白泉社/定価1,210円(税込)購入はこちら > 「わるいこには サンタさん こないのかしら」不安になったぼくのもとに現れたのは、友だちのよるくま。2人は、ツリーのオーナメントの飛行機で夜空へ! でも、途中で降りてしまったよるくまは……?
     最後にはお母さんを慕う気持ちも愛らしく描かれます。長く愛されている、クリスマスの定番絵本。
  • どいかや=作
    『チリとチリリ
     ゆきのひのおはなし』

    アリス館/定価1,320円(税込)購入はこちら > 今年で20周年を迎えた「チリとチリリ」シリーズ。どいかやさんの淡く美しい絵とやさしさに包まれた物語が特徴の絵本です。『チリとチリリ ゆきのひのおはなし』は初雪の中を、チリとチリリが自転車に乗って森へでかけるお話です。氷の扉を見つけて入ると、動物たちがいろいろに遊んでいました。幸せいっぱいの1冊。
  • なかえよしを=作 上野紀子=絵
    『ねずみくんのクリスマス』
    ポプラ社/定価1,430円(税込)購入はこちら >『ねずみくんのチョッキ』シリーズのクリスマスのお話。小さなねずみくんが飾った小さなツリー。そこへ動物たちが次々やってきて、自分のツリーの方が大きいと自慢します。最後にねみちゃんが持ってきたツリーは更に小さいものでしたが……? あっと驚くしかけつき。大切な人を想う気持ちの温かさがじんわり伝わる絵本です。
 
  • 柴田ケイコ
    『パンどろぼう』
    KADOKAWA/定価1,430円(税込)購入はこちら > まちのパンやから
     サササッと とびだす
     ひとつのかげ。
     パンが パンをかついで にげていきます。
    「おれは パンどろぼう。おいしいパンを さがしもとめる おおどろぼうさ」

     パンに包まれた、その正体とは――!?
    お茶目で憎めないパンどろぼうの魅力に、子どもから大人までハマる人続出です!
 
大学生におすすめ
  • 林 明子=さく
    『こんとあき』
    福音館書店/定価1,430円(税込)購入はこちら > こんは、あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。あきの成長につれ、こんは古び、腕がほころびたので、あきはこんを治してもらいに、こんと一緒におばあちゃんの家に向かいます。こんとあきはおばあちゃんの家につくことができるのでしょうか? お互いがかけがえのない存在であるこんとあきの冒険の物語。
  • みやこしあきこ
    『ちいさなトガリネズミ』
    偕成社/定価1,540円(税込)購入はこちら > 朝おきてから夜ねるまで、毎日の予定をこなし、つつましく暮らすトガリネズミ。仕事にでかけ、同僚とランチを食べて、仕事がおわるとパン屋さんによって帰り、夜はゆっくりすごします。ささやかな幸せにあふれた日常を描く絵童話は、大切な誰かや自分への贈り物におすすめです。
  • 鈴木のりたけ
    『しごとへの道1 
     パン職人 新幹線運転士 研究者』

    ブロンズ新社/定価1,430円(税込)購入はこちら > 作者が、さまざまな職業の人を取材し、子ども時代から現在まで、その人が今のしごとに就くまでの過程を、コマ割りのコミック仕立てで描いたシリーズ。
     紆余曲折、十人十色の物語は、働くことの面白さや、人それぞれに人生がありしごとへの道もひとつではないことを気づかせてくれます。

     第2巻は、獣医師 オーケストラ団員 地域おこし協力隊を収録。
 
  • 安東みきえ=文 牧野千穂=絵
    『へそまがりの魔女』
    アリス館/定価1,650円(税込)購入はこちら > 暗い森に住む、年老いた魔女に呪いをかけられたら最後、誰も逃れられません。ある日、少女が訪ねてきて……。人嫌いでへそまがりの魔女と、不幸な生い立ちで優しさを知らずに育った少女は、少しずつ心を通い合わせていきます。人の心や生き方について深く考えさせられる作品です。大切な人に贈りたくなる一冊。
  • ヨシタケシンスケ
    『メメンとモリ』
    KADOKAWA/定価1,760円(税込)購入はこちら > 発売後、たちまち15万部突破!「生きる意味」や「生きる目的」にモヤモヤする人へ贈る、どこかのきょうだい“メメン”と“モリ”の「人は何のために生きてるの?」を問う3つのお話。将来に希望が持てないとき、ふと心が立ち止まってしまったとき、悩む誰かを想うときに手に取って欲しい長編絵本です。贈り物にもぜひ。
  • ヒグチユウコ
    『いらないねこ』
    白泉社/定価1,650円(税込)購入はこちら > ぬいぐるみのニャンコは、ある日子猫を拾い、「おとうさん」として子猫を愛情いっぱいに育てます。いじわるねこや本屋の店主にも助けられ、子猫はすくすく成長しますが……? ニャンコと子猫の心温まる成長の物語は、「自分の大切な存在」についても考えさせられます。『せかいいちのねこ』に続く大人気シリーズ。
 
  • ヨシタケシンスケ
    『あんなに あんなに』
    ポプラ社/定価1,320円(税込)購入はこちら > 子育ては「あんなに」の連続。あんなにほしがってたのに、あんなに心配したのに、あんなに小さかったのに――。日常に溢れるたくさんの「あんなに」の中で、子どもは大人になっていく――。大人気の絵本作家・ヨシタケシンスケによる、こどもと昔こどもだったすべての人に届けたい、ちょっと目頭が熱くなっちゃうやさしい絵本。
 

ご紹介くださった皆様(敬称略)

福音館書店 営業推進部宣伝課
偕成社 編集部 佐川知子
ブロンズ新社
白泉社 MOE編集部 徳重綾加 

アリス館 営業部 槇野孝宏
   〃   編集部 郷原莉緒
ポプラ社 児童書編集部 上野萌
   〃   一般書編集部 藤田沙織

KADOKAWA
一般児童書編集部 角田望、跡辺恵理子

 

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