大澤智子さん
大澤智子さん(以下、大澤さん):
高校1年生の娘はガーデニング部に所属しています。親としては、もう少し体力が付くようなスポーツ系の部活に入ってほしかったのが正直な気持ちです。部活は週1日程度で「勉強を頑張る」と言っているので、信じて見守りたいと思っています。
岡早紀子さん
岡さん:
高校2年生の息子はサッカー部に所属しています。小学校から続けている自分の得意なことを追求していること、団体競技で仲間との信頼関係を築いていること、嬉しい思いや悔しい思いを経験できていること、そして部活動をサポートしてくれる方々との交流があること。これらは本人にとって非常に良いことだと思っています。ただ、理数系の学部を目指す中で勉強が大変になり、部活とのバランスが少し崩れているようです。様子を見ながら、本人のやりたいことをサポートしていきたいと考えています。
山形則子さん
山形則子さん(以下、山形さん):
高校2年生の娘は吹奏楽部に所属し、週5~6日の活動で日々頑張っています。部活を終えて帰宅が19時を過ぎる日などは、勉強している姿を見たことがありません。ただ、テスト1週間前になると部活も休みになり、スイッチが入って塾や図書館で勉強しています。
大澤さん:
受験勉強を1年生から始めて長続きするのか心配です。スポーツ系の部活をしている人は「引退してから勉強に集中する」という話を聞くのですが、体力がなく、寝てしまう娘を見ていると、「飽きてしまわないか」「疲れて嫌になってしまわないか」と不安になります。
岡さん:
大学や学部の選択肢が非常に多く、どうやって子どもが選択していくのかが不安です。
山形さん:
高校受験の際、娘も私たち家族もナーバスになってしまった経験があります。大学受験は高校受験より期間が長く、文化祭が終わったらすぐに受験に向けて動き出すのかと思うと不安でいっぱいです。
大澤さん:
人間性が広がるような大学に行ってほしいです。幅広い知識や教養に加え、たくさんのことを経験して、自分の進みたい方向をしっかり見つけてもらうことを期待しています。
岡さん:
私自身、大学時代が一番楽しかったので、子どもにもそうあってほしいと思っています。そして、将来の仕事につながるような専門知識を、楽しく、幅広く、深く学んでほしいです。
山形さん:
高校までとは違い、大学は「自分で決めていくこと」が多く、自分の考えや意見を出す必要が出てきます。うちの娘はそういったことが苦手なので、克服してもらえたらと考えています。社会人になる前に、良いことも悪いことも失敗も含めて経験して、成長してほしいと思います。そして、「本当にやりたいこと」を見つけ、将来につなげてほしいと願っています。
大澤さん:
娘が夏休みに海外留学をしていた関係で、オープンキャンパスには行けていません。親だけで行くケースもあるとのことなので、来年は積極的に足を運んでみたいと思います。
岡さん:
九州の大学に夫とオープンキャンパスに行きました。
山形さん:
専門学校のオープンキャンパスには子どもだけで行き、大学と短大のオープンキャンパスには私も一緒に行きました。
三宅さん:
私は行って良かったと思っています。ちょうどコロナ禍でオープンキャンパスをやっている大学が少なかったのですが、予約制で開催された大学に行ってみました。すると、そこは何階もある校舎なのにエレベーターが1個しかなかったんです。「毎日、階段で上るんだ」と思ってしまったのですが、オープンキャンパスに行くことで「自分が大学生になったらどういう生活をするのか」がイメージできます。
細川さん:
大学合格前に「自分がどういうところに通うか」は見ておいたほうがいいと思います。コロナ禍で東洋大学のオープンキャンパスには行けず、初めて行ったのは入学手続きのときでした。(現在は閉鎖されている)板倉キャンパスへは最寄り駅から徒歩で約15分かかり、周りにお店などもないことがそのとき分かりました。
清水さん:
僕も重要だと思います。「自分が行きたい大学がどういうところか」を知っておくことはもちろん、「通いやすさ」や「大学の周りにどういうお店があるか」なども大事です。大学の近くに行くだけでも分かることはたくさんあります。
大澤さん:
娘は高校1年生なのでまだイメージはできていませんが、治安の良し悪しや犯罪に巻き込まれないかという不安はあります。
山形さん:
生活面はそこまで心配していませんが、犯罪に巻き込まれないかが一番心配です。
岡さん:
食事が心配です。料理の経験をさせておいたほうが良いと思い、「朝ご飯作ってくれない?」と少しずつお願いしています。
大澤さん:
東京都からの補助があり、タブレットを購入しました。使いこなせているかは分かりませんが、塾のオンライン講座を受講したり、毎日のように使っています。
岡さん:
家での使用頻度は高くないと思います。ベッドの上でタブレットを触っていると思ったら、英語の勉強をしていることはたまにあります。
山形さん:
家ではテスト前に使っているのを少し見る程度です。学校ではおそらく毎日使っていると思います。
大澤さん:
他人に損害を加えてしまった場合に保障が出るタイプに加入しています。けがについては家族保障として生まれたときから入っている保険があります。
岡さん:
学資保険に加えて、けが・病気・入院を保障する保険に加入しています。
山形さん:
赤ちゃんのときから生命保険に入っています。