新たな変異株の発生報告を横目に見ながら、心の奥底に一抹の不安を抱えつつ、世の中は再び動き始めています。こうした中、コロナ禍の影響を最も大きく受けた学生たちの生活も新たな局面を迎えようとしているようです。
新型コロナウイルスが再び感染拡大の兆候を示し始めている今、学生たちは充実した学生生活を送れているのか、アンケートから探っていきます。
[アンケート調査概要]
1年生の充実度は、56.6%しかなかった2021年度からは大幅に回復していることが分かります。現3年生(2023年4月からの4年生)の充実度も同様に回復傾向は見られますが、全ての学年に比して未だ最も低い状態です。長きにわたるコロナ禍の影響を受け、半ばあきらめムードが漂っているようにも…
サークルに所属している層は、大学生活の充実度が比較的高いことが分かります。「入りたいけど、入れない」という状況は概ね解消されたと考えられますが、コロナ禍前の水準にまでには回復していません。大学生活において、サークルの存在が与える影響の大きさを改めて知ることができました。
コロナ禍の中、外出自粛やリモート授業など、人とのコミュニケーションの機会を奪われることを余儀なくされた学生たち。勉強や研究はもちろんですが、こうしたこともあり、友達や豊かな人間関係の構築の必要性を感じているようです。
大学生協調べ
「第58回学生の消費生活に関する実態調査(2022年)」
「2022年度保護者に聞く新入生調査」は
こちらよりご覧いただけます。