大学生協事業連合
東4地区FS事業部
管理栄養士 高橋 亮子
この間いくつもの災害を経験している私達にとって、災害時の対策を考えておくことはもはや常識だと言っていいかもしれません。
被災時には食事どころではないと思う学生さんもいるかもしれませんが、食事をすることは生命を維持するためにとても大切なことです。
日頃から災害時の食について考え、常に食料を備蓄しておくことは、被災時に生き抜く力に直結するものと思います。
ぜひ、日常生活でも災害時レシピを取り入れていただければと思います。
今回の災害時レシピ第2弾も災害時(非常時)を想定して策定した第1弾の5つのルールに基づいて提案しています。特に今回はガスや水道、電気などのライフラインが使えなくなっても簡単に調理が出来る、カセットコンロを使用したポリ袋調理を多く提案しているのが特長です。
実際に調理を行っていただいた学生さんが試食の際に「美味しい♪」と言って残さず食べていた姿を見てとても嬉しく感じました。
災害時こそ簡単なものであってもおいしい食事は「生きる力、元気の素」になるものと思うからです。
そして学生さんの調理・試食後のコメントの中に今回私が意図した以上の素晴らしい災害時レシピへのおすすめの言葉が散りばめられていますのでぜひお読みいただき、今回のレシピを活用いただければ幸いです。
食材・調味料をポリ袋に入れて、お湯を沸かしたお鍋に入れて調理する方法のことを言います。
空気を抜いて封をすることで、加熱すると真空に近い状態になるので、短時間で旨味や栄養を逃すことなく調理することが出来ます。
ポリ袋調理は、お湯の中に入れて調理するので、熱に強いポリ袋であることが必須です。
ウインナーは小口切りにしておく。
ホットケーキミックス、マヨネーズ、牛乳、卵を三重にしたポリ袋に入れ、袋の上から手で混ぜて生地を作る。
2に1とミックスベジタブルを加え、よく混ぜる。
袋に敷き詰めるように成形してから、ポリ袋の口をしばる。
鍋に水を入れ、お皿を敷いて加熱し、沸騰した中に4を入れ、25分程度煮る。
全体が白っぽくなり、火が通った状態で鍋から出し、袋から取り出して、適当な大きさにカットする。
ブロックチョコは包丁で2cm角程度にカットしておく。
ホットケーキミックス、マヨネーズ、牛乳、卵を三重にしたポリ袋に入れ、袋の上から手で混ぜて生地を作る。
2に1と干ぶどうを加え、よく混ぜる。
袋に敷き詰めるように成形してから、ポリ袋の口をしばる。
鍋に水を入れ、お皿を敷いて加熱し、沸騰した中に4を入れ、25分程度煮る。
全体が白っぽくなり、火が通った状態で鍋から出し、袋から取り出して、適当な大きさにカットする。
僕はいつもパスタを別に茹でてソースと絡ませていたのですが、早茹でパスタはソースにそのまま投入するだけなので非常に手間要らずで便利でした!
材料も保存がきくものばかりなので非常時にも美味しいパスタが食べれます!
是非、トマト缶とツナ缶、早茹でパスタは常備しておきましょう!
フライパンににんにくを絞り入れ、オリーブオイルを加えて炒める。
1にカットトマト、ツナ缶、水、料理酒、コンソメを加え、沸騰させてからパスタを加える。
3分間程度煮て、水気を飛ばし、ブラックペッパーを振り入れる。
ラップフィルムを貼り付けたお皿に3を移し、ドライパセリを上から振る。
※早ゆでパスタ(3分)を使うのがポイント。早く出来てガスの節約にも♪
※フライパンが小さい場合はパスタを半分に折って入れるといい♪
玉葱は薄切りにしておく。
鍋を火にかけ、水、玉葱、サバ缶、めんつゆを加え、玉葱がやわらかくなるまで煮る。
溶き卵を、2の鍋に全体にいきわたらせるように回し入れる。
卵が半熟状になったら火を止める。
丼にラップフィルムを貼り付け、ご飯を盛り、上から4をそっと汁ごとのせる。
小口切りにした万能葱を5の上にのせる。
鍋に水を入れ、火にかけお湯を沸かす。
器に材料を全ていれ、お湯を200㏄加え、混ぜる。
春雨が柔らかくなるまで3分程度待つ。
キャベツは3cm角程度に切り、しめじはほぐし、万能葱は小口切りにしておく。
Aの調味料を合せておく。
アルミホイルに1と鮭水煮、フライドポテトをのせ、上からAをかけ、バターをのせ包む。
フライパンに3を入れて蓋をし、火にかけ、中火で5分程度焼く。
フライパンから取り出し、皿に盛りつける。