悪質商法に気をつけよう

レンタルビデオのトラブル

手軽に映画等が楽しめるレンタルビデオは若い世代を中心に私達のくらしに溶け込んでいます。

でもこんなトラブルが

「3年前にビデオテープを借りて返すのを忘れていた。レンタルビデオ店から委任を受けたという取り立て業者から突然、延滞料を請求された」「半年前に返したはずなのに未返却といわれ、延滞料とビデオテープ代を請求された」等、全国の消費生活センター等に寄せられる相談のなかで圧倒的に多いのは延滞料に関するもので、請求金額の平均は17万9千円にものぼります。

このほかに、「見ている途中でビデオテープが切れたら新品の価格で買い取れといわれた」「会員証を紛失、他人に使われた」「店が倒産してプリペイドカードが使えなくなった」というトラブルもあります。

今のところ、ビデオの損傷による賠償や延滞料の上限等を定める適正な業界ルールがないため、トラブルの解決を困難にしています。

トラブルを避けるために、1.会員規約の明確な店を選ぶ、2.ビデオや会員証を紛失したら、すぐに店に届ける、3.ビデオデッキの調子が悪い時は、レンタルビデオを使用しないようにしましょう。

トラブルにあったら

高額な延滞料を請求されたら、算定方法や内訳を確認して減額交渉を。相談の解決例からみると、テープの価格が一つの目安になるでしょう。テープ損傷、損失で損害賠償を求められたら補償精度の有無を確認し、正常な使用によるトラブルであれば、状況をよく説明し、店と交渉しましょう。

悪質商法に気をつけよう

ダマされないチカラ養成 HandBook Web版

大学生が狙われる50の危険