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もっと詳しく知りたい!豆知識 金融編2

分割払いとリボ払いの金利計算

同じ5万円の商品を購入する場合でも支払額が変わります。

分割払い(5回の分割、手数料1.5%)の場合

手数料は5万円×1.5%=750円
支払額の合計は、50,750円。これを5回に分けて分割するので、毎月の支払額は50,750÷5=10,150円になります。

リボ払い(毎月1万円の定額払、手数料1%)の場合

手数料は初回は5万円×1%=500円、2回目は4万円×1%=400円、3回目は300円、4回目は200円、5回目は100円で合計1,500円。
毎月の支払額は1万円に各回の手数料を足した額になるので、初回10,500円、2回目10,400円、3回目10,300円、4回目10,200円、5回目10,100円になり、支払額の合計は51,500円になります。

多重債務とは

クレジットカードでキャッシングをしたり、消費者金融からお金を借りているうちに、借金が雪だるま式に増えて、返済できなくなることを「多重債務」と言います。

※同じ100万円を借金した場合でも、5年後の返済額は金利10%だと161万円、15%だと201万円。金利が高いほど利息が多くなり、返済する合計額が増えます。

多重債務に陥らないために

  1. 生活設計を立て、生活に必要なお金のほか、病気・事故など突然の出費に備えた家計管理をする。
  2. 自分の収入に見合ったクレジットの利用をする。
  3. 貯蓄の習慣をつける(浪費を避ける)。
  4. 安易な借金やキャッシングの利用をしない。
  5. 借金の保証人や連帯保証人にならない。

保証人と連帯保証人でどこが違うの?

連帯保証人
友だちの連帯保証人になった場合、あなたは債務者である友だちとまったく同じ責任があり、あなたに返済請求が行くことがあります。
連帯保証人には、「①先に友だちに支払いを請求するよう返済を拒否できる権利」や、「②友だちに返済に充当できる財産がある場合、まずその財産から支払を請求するよう返済を拒否する権利」が認められていません。
保証人
保証人の場合は、①や②の権利は認められていますが、友だちが返済できないときは、あなたが変わって返済する義務を負います

「保証人」や「連帯保証人」になると最悪の場合、請求がきたら自分が払うという覚悟が必要です。

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